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総額5億ドル、HP が大型業務委託契約を3件獲得

Clint Boulton and Susan Kuchinskas
 
 
景気低迷のため IT 業界では近年、大規模な業務委託契約獲得は容易でなかったが、このところ IT 投資凍結が緩み始め、Hewlett-Packard (HP) がその恩恵を受けている。

HP (NYSE:HPQ) は14日、3件の新規業務委託契約を受注したと発表した。契約は MCIStandard Register、および TD Bank Financial Group からのもので、受注総額は5億ドル近くに達するという。

通信事業者 MCI との契約は、期間が5年、規模が1億1200万ドルだ。HP は、全米600か所以上の MCI オフィスで働く従業員に日常的な技術サポートサービスを提供する。そして、サービス部門 HP Services が、サーバー遠隔管理および資産管理サービスを提供。MCI のヘルプデスクにかかってくる電話 (月間およそ2万件) を処理するとともに、パソコンやワークステーションおよびプリンタに対するサポート、およびソフトウェア配信などのサービスを提供するという。

この契約の見返りとして、HP は MCI から5年間で1億2500万ドル相当の通信サービスを受ける契約を結んだ。そして、MCI を自社の企業顧客向け指定通信事業者の1つに認定した。

ドキュメント管理ソリューションの Standard Register (SR) との契約も、期間は5年間だ。契約金額は5300万ドルで、SR のマルチベンダー環境を統合していくという。SR のオフィスは現在、ベンダーの異なるサーバー650基、WAN、ソフトウェアアプリケーション30種 (5000人の従業員が4100台のデスクトップで利用) が混在している。

両社はまた、ヘルスケア業界および金融サービス業界向けのサービスでも協力する。これまで自動化技術で協力してきた経験をもとに、HP のプリントならびにドキュメント管理事業の強化で力を合わせることになり、SR から従業員およそ80人が移籍する。

金融サービス大手 TD Bank Financial Group との契約は、ATM ネットワークのアップグレードと管理を請け負うもので、自動バンキングサービス強化を目指す TD の事業変革構想の一環だという。契約期間は7年、受注額は3億2000万ドルだ。

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