IBM、アプリケーション性能管理製品の Cyanea 買収完了自社ソフトウェアブランドの刷新を図る IBM (NYSE:IBM) は29日、アプリケーション性能管理 (APM) ソフトウェア開発メーカー Cyanea (株式非公開) の買収手続きを終えたと発表した。
IBM は買収の金銭的な条件について明らかにしていないものの、Cyanea の技術と人材を自社のシステム管理ソフトウェア事業『Tivoli』に統合するという。 IBM はCyanea の買収に伴い、Tivoli、『WebSphere』、ならびに『Rational software』製品ラインで展開している Web アプリケーションの、パフォーマンスを監視および管理するソフトウェアを追加し、すでに強力な同社管理ソフトウェアのコア部分をさらに強化する。 IBM Software Group の国際販売部門担当副社長 John Swainson 氏は、Cyanea のソフトウェアについて、メインフレームや分散コンピューティングシステム環境で運用する、Java/CICS/IMS で記述したビジネスアプリケーションの信頼性と動作速度の向上に役立つと述べた。 Cyanea のソフトウェアはこうした信頼性と動作速度の向上を、問題発生時において応答速度に影響が出る前に、検出および解決することで実現する。この機能は、インフラの自動化と、パフォーマンス上の問題検出時に対する能動的な対応を実現する、IBM の Eビジネスオンデマンド戦略にとって不可欠な要素だ。 2001年以降、IBM によるソフトウェア企業の買収は Cyanea で17社を数える。同社はこれら企業すべての技術を、自社のオンデマンド構想増強のために、取り込んできた。 また Cyanea の買収は、競合他社との争いでも大きな意味を持つ。コンサルティングおよびリサーチを手掛ける Hurwitz & Associates の社長で業界アナリストの Judith Hurwitz 氏は、やはり管理ソフトウェア事業に多額の資金を投じている Hewlett-Packard (NYSE:HPQ) との競争において、Cyanea は IBM の大きな戦力になると述べた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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