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2004年8月3日 00:00

Linux に特許リスク?

Open Source Risk Management (OSRM) は2日、Linux カーネルの中に283件のソフトウェア特許を見つけたと発表した。ただし、これら283件の特許は登録済みだが、裁判所による有効性確認はまだ受けていないという。

OSRM は、オープンソースコミュニティにリスク軽減および保険などのサービスを提供している新興 (2003年設立) のコンサルティング会社だ。283件の特許は、同社が資金を提供して行なった Linux の特許の徹底見直しで見つかった。しかし、裁判所が有効性を確認済みの特許に対する侵害は1件もなかった。

今回の見直しの対象になったのは、俗に「プレーンなバニラカーネル」と呼ばれるカーネルのバージョン 2.4 と 2.6 だ。同カーネルは、『Linux Kernel Archives』サイトが公開しており、そこから入手できる。同カーネルは、Red Hat をはじめ、様々な機能を追加した主流の Linux ディストリビューションでは、ほとんど使われていない。

OSRM によると、283件の発行済み特許のうち3分の1は、Linux の普及に積極的な Cisco、HP、IBM、Intel、Novell、Oracle、Red Hat、Sony といった企業が保有している。残りは、Microsoft のように Linux にあまり好意的でないかもしれない企業の保有だ。Public Patent Foundation の代表 (設立者でもある) と Free Software Foundation (FSF) の上級法律顧問を務める Dan Ravicher 氏によると、Microsoft は283件の登録済み特許のうち27件を持っているが、裁判所による有効性確認はまだ受けていないという。


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