MySQL AB と MontaVista Software は、成長中の Linux を用いる通信分野における存在感を高めようと提携を強化した。
新たな契約の下、MySQL AB は自社のオープンソースデータベースを、MontaVista の通信事業者およびネットワーク機器ベンダー向け Linux 製品『MontaVista Linux Carrier Grade Edition』(CGE) 上で動作確認を済ませた。MontaVista 側は、MySQL データベース製品に対する自社製品のサポートを、『MySQL Cluster』にも拡大すると述べている。MySQL Cluster は、稼働率要求水準が高い通信分野向けのデータベースだ。
MySQL AB は、CGE および従来型の組み込み市場向け製品『MontaVista Linux Professional Edition』用 MySQL データベースの発売を開始した。CGE については、MontaVista および同社の販売網を介し、サブスクリプションモデルの料金体系で提供中だ。MySQL AB と MontaVista は、マーケティングおよび営業活動も共同で行なう。
MontaVista は、CGE の特長について、通常あるいは「エンタープライズ向け」Linux 製品を超えていると述べ、製品を市場に出すまでの時間短縮圧力が強まる一方のネットワーク通信機器メーカーのニーズに応えるものだと自信を見せる。
MySQL は、市場の勢いを感じると述べた。理由は、AdventNet、Alcatel、Aprisma、Atchik、Cox Communications、F5 Networks、Onlinetel、Siemens、Tekelec をはじめ、多くの大手通信事業者やネットワーク企業が MySQL 製品を重用しているからだという。一方の MontaVista も先ごろ、同社の CGE を優先的開発プラットフォームとして使っている Tier 1 クラスのネットワーク機器メーカー9社の社名を公開した。その中には、Alcatel や Agilent UK、Ericsson、NEC、Nokia、Samsung などが名を連ねている。