会員減の歯止めを狙い、AOL が VoIP サービスを準備Time Warner (NYSE:TWX) 傘下の America Online (AOL) は、VoIP サービス開始に向けたテストを行ない、サービスと料金の適正バランスを探っている。人気の高い VoIP サービスを提供することによって、会員数の減少を食い止めようとの狙いだ。
広報担当の Anne Bentley 氏は、同社が VoIP サービスのテスト中であることを認めたが、詳細は明らかにしなかった。同サービスは、順調に行けば2005年に開始できる模様だ。 VoIP サービスについては、定額料金体系に対する需要の急増から、すでに多くの通信事業者やケーブルサービス会社や ISP が参入しており、AOL は後発になる。 VoIP サービスを積極的に展開しているのは、長距離通信事業者の AT&T (NYSE:T)、地域通信会社の Verizon (NYSE:VZ)、豊富な資金を調達した新興のブロードバンド電話会社 Vonage などだ。 AOL と同じく Time Warner 傘下の Time Warner Cable も、VoIP サービスを提供している。AOL の参入によって、両社間に何らかの摩擦が生じるのか、あるいは提携の機会が生まれるのか、注目に値する。 VoIP 参入ではやや遅れをとっているものの、AOL は依然2300万人の会員を持っており、しかもそのうち400万人はブロードバンド接続の利用者だ。インターネット電話の必須条件であるブロードバンド接続環境を持つ会員を、これだけ多く擁していることの意味は大きい。 AOL は、VoIP サービス提供によって会員減少を相殺したい考えだ。同社は今年第2四半期中に加入者を66万8000人以上も減らした。しかし、利用料金の安い VoIP サービスを始めることで、会員の AOL 離れを防げる可能性がある。 関連記事 最新トップニュース
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