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「学び」業界の検索エンジンマーケティング事情記録的な猛暑を観測した2004年夏。連日、気温の高い日が続き、エアコンや
飲料などが好調だったほか、家電についても、16個の金メダルを含む史上最多
の37個のメダルを獲得したアテネ五輪オリンピック特需で薄型テレビや DVD の普及
に影響を与えたといわれている。
オリンピックや花火大会、ふるさとへの帰省、海外旅行など、夏の一大イベント を終えた今、検索エンジンマーケティングの分野でも、今後深まっていく秋に 向けた動きが始まっている。今回は「学び」をテーマに技術/知識/資格習得系 の学校や習い事教室に関するマーケットの動向について取り上げる。 学校も他の業界と同様、お盆などの長期休暇時期は閑散期だ。休暇も終わり、 仕事に真剣に取り組み始めるお盆過ぎから、秋季講座の情報を求めるユーザ の検索件数が急速に多くなってくる。 この時期、学校側も9月または10月から開講されるクラスの生徒募集に躍起だ。 まずは他行より目立ち、学校の存在、クラスの内容をアピールすることが重要と なる。このため、オーバーチュア「スポンサードサーチ」やグーグル「アドワーズ広告」 などの検索連動型広告(Pay-for-Performance、P4P)で学校をアピールする企業も多く、 マーケット規模や人気のあるクラス・講座に関連するキーワードは特に開講前の時期に 価格が高騰する。他校よりも目立つために激しい1位入札が繰り広げられているキーワード も少なくない。 学ぶ側のユーザの立場にとってみても、学校選びは非常に重要だ。学校により 習得できる知識のレベルに差があるばかりでなく、学校の場所やクラスの開始時間 などの通いやすくなければ、目標を達成できないからだ。また、一定額の授業料が 必要となるため、真剣に学ぶ覚悟も必要だ。そのためユーザはホームページの クラス内容を事前に入念にチェックする。学校の質などに関する情報なども インターネットで調査し、ある程度気持ちが固まった上ではじめて、体験入学や パンフレット申込みなどのアクションを起こす人も多い。 よって学校側は、ただ P4P広告によりホームページに人を呼び込むことに期待する だけでなく、ホームページで発信する学校情報、クラス情報についても十分吟味してほしい。 (執筆:小川路恵、監修:信太明)
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