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Webビジネス2004年9月6日 00:00

Yahoo! Japan における SEO 対策のポイント――実践編

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前回の入門編では、 Yahoo! Japan における検索結果表示の違いについて述べた。

前回、 Yahoo! Japan の検索結果は、 「Yahoo! サービスとの一致」「Yahoo! カテゴリとの一致」 「スポンサーサイトとの一致」「Yahoo!登録サイトとの一致」「ページとの一致」 の順に表示される。

つまり、検索エンジンとしての Yahoo! Japan では、 ロボット検索(ページ検索)よりもディレクトリ型検索が優先される、 ということである。

今回はより具体的に、 Yahoo! Japan 検索エンジン対策の実践編について述べていこう。

■Yahoo!Japan における SEO 対策の前段として

Yahoo! Japan における検索エンジン対策を行う場合、 「Yahoo! 登録サイトとの一致」と「ページとの一致」の両方で対策を行っておく必要がある。 なぜなら、先にも述べたとおり、 検索窓でのキーワード入力による検索でも、 ディレクトリ型検索である「Yahoo! 登録サイトとの一致」が優先的に表示されるからである。

■「Yahoo! 登録サイトとの一致」対策

「Yahoo! 登録サイトとの一致」に対する検索エンジン対策として、 ひとつには、 「サイトの推薦・依頼」と呼ばれるディレクトリ登録依頼を行い、 Web サイトをディレクトリに登録させることである。

しかし、日々登録依頼が殺到している Yahoo! Japan であるから、 いつ登録されるのか分からないし、 Yahoo! サーファー(編集者)の審査を通らなければならないので、 登録される保証はない。

そこで、Yahoo! Japan にはビジネスエクスプレスというサービスがある。 ビジネスエクスプレスを利用したからといって、 Yahoo! Japan に登録される保証はないが、 登録審査の結果が7営業日以内に通知され、 また、必ず審査の結果が通知される。

ビジネスエキスプレスで掲載されない場合には、 Web サイトがビジネスエキスプレスの審査基準に達していない場合もある。 審査基準の詳細は公開されていないが、 Yahoo! Japan の「ビジネスエクスプレスヘルプ」には最低限の条件が掲載されている。

以下、いくつかピックアップしてみる。

・商用目的のサイトであり、サイト上に運営者名、連絡先が明記されていること。
・制作中の個所はないこと。
・サイト上のすべてのリンクが有効になっていること。
・365日24時間体制で稼働していること。

登録申請を出す前に自分で確認できる部分もあるので、 ビジネスエキスプレスを自分で申請する際には、 ここをよく読んでおくことである。

ビジネスエクスプレスは有料であるが、 ビジネスで Web サイトを利用している企業にとっては、 登録されるまでの待ち時間による機会損失はかなり軽減されるであろう。

ただし、ビジネスエキスプレスで登録する場合も、 「サイトの推薦・依頼」で登録する場合も、 検索結果に表示されるコメントは Yahoo! サーファー(編集者)によって編集される。しかしながら、 検索結果に出したいキーワードを申請時に明記しておくと、 掲載される可能性は高くなるだろう。

Yahoo! Japan で、単ワードで検索を行う場合、 たいてい「Yahoo! 登録サイトとの一致」が表示されることになる。 したがって、 ディレクトリ型検索に対して、 サイトを Yahoo! にディレクトリ登録しておくことは不可欠である。

■「ページとの一致」(=Yahoo Search Technology)対策

次に「ページとの一致」、 すなわち YST(Yahoo Search Technology)に対する検索エンジン対策だが、 基本的に Google に対する SEO 対策と同じと考えてよい。

ただし、先にも述べたとおり、 Yahoo! Japan では単ワードで検索する場合、 ほとんどがディレクトリ型の結果が優先的に表示される。 したがって、単ワードでの対策は、 ディレクトリ登録やオーバーチュアのキーワード広告で行い、 YST の SEO では、 キーワードはセカンドキーワードまで含めた複数ワードからなるフレーズでの対策を行うべきである。

例えば「焼肉」の単ワードで対策しても、 オーバーチュアのキーワード広告が表示される上に、 ディレクトリ登録のサイトが300件以上表示されるので、 「焼肉」単ワードでの対策はあまり意味がない。

一方で、「焼肉 渋谷」「焼肉 恵比寿」というふうに複数ワードからなるフレーズでは、 ディレクトリ登録のサイトも若干あるものの、 検索結果の1ページ目に「ページとの一致」が表示されるため、 対策が可能になる。 検索結果ページのヘッダには「ページ」という YST で検索するためのリンクがあるから、 単ワードで上位を狙いたいという意見があるかもしれない。 もちろん、上位表示されることに越したことはない。

しかし、 ログ解析などを利用してユーザーをセグメンテーションして見ると、 Yahoo! Japan のユーザーは Google などに比べて比較的ライトユーザーが多い。 「ページ」というリンクだけでロボット型検索の結果が表示されることを理解しているユーザーはどれだけいるだろうか。

また、 「焼肉」という単ワードで対策を行うよりも、 複数ワードからなるフレーズで対策を行うことのメリットのひとつに、 ログ解析を元にしたデータでは、 フレーズのほうがコンバージョン率が高いということもあげられる。

つまり、「焼肉 渋谷」で検索を行っているユーザーは、 渋谷近辺で焼肉を食べられる場所を探しているユーザーである確率が高く、 渋谷の焼肉屋情報が掲載されているサイトへアクセスする可能性も高い。

話は変わるが、 検索結果について述べると、 YST は Inktomi ベースの検索エンジンであるため、 検索結果のコメントは HTML 内の<meta>コメントタグが表示される。 ディレクトリ検索では不可能であるが、 ページ検索では<meta>コメントタグにキャッチーで分かりやすい文章を入れることによって、 検索結果からサイトへのクリック率向上に繋がり、 SEO 対策として有効になる。

上記の通り、ライトユーザーが多い Yahoo! Japan では、 単ワードで検索するユーザーも多いかもしれない。 しかしそれは、 オーバーチュアのキーワード広告やディレクトリ登録で対応ができる可能性が高い。 また、ある程度検索エンジンに慣れたユーザーは、 複数ワードからなるフレーズで検索するだろう。

したがって、Yahoo! Japan 対策を実践する上では、 単ワード、複数ワードからなるフレーズでの対策が重要といえる。

記事提供:ファンサイド



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