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ビジネス2004年9月7日 00:00
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企業向け IM 市場を狙う、新興の Five Across

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20040907/12.html
著者:Ryan Naraine
海外internet.com発の記事
『iMovie』や『iPhoto』といった人気アプリケーション開発に携わり、Apple Computer (NASDAQ:AAPL) のデジタルハブ戦略を成功に導いた立役者が、企業向けインスタントメッセージ (IM) 事業に乗り出した。

Apple の元エンジニアリング ディレクタ Glenn Reid 氏は、Five Across を2003年に設立した。同社は America Online (NYSE:TWX) や Yahoo! (NASDAQ:YHOO) が自らの手によるサービス提供を断念した、企業向け IM 市場に挑戦する。

America Online と Yahoo! は、6月に企業向け IM 製品の提供打ち切りを発表し、その後、7月に Microsoft (NASDAQ:MSFT) の企業向け IM プラットフォーム『Live Communications Server 2005』と、両社の一般消費者向け IM ネットワークを接続することで、提携したことを発表している。

Five Across は先ごろ、第1回資金調達として、Granite Ventures と Adobe Systems のベンチャーキャピタル Adobe Ventures から200万ドルを得たと発表し、同時に IM アプリケーション『InterComm』の提供を開始した。InterComm は無償の軽装版アプリケーションで、テキストチャットやファイル共有、会合のスケジュール作成やプレゼンス管理などの機能を備えている。

同社は無償版で新規ユーザーを獲得し、より高度な機能を盛り込んだ有料版の『InterComm Pro』購入に繋げる戦略だ。有料版ではチャットのアーカイブ機能が加わるほか、複数の連絡先リストに対応できる。また、電話や Eメールによる通知機能も付いてくる。

大規模企業の IT 部門をはじめとするハイエンド市場では、競合相手の Groove Networks がコラボレーション製品を提供していることもあり、Five Across は中小規模企業向け市場で可能性を追求する考えだ。
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