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2009年7月4日
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Webビジネス2004年9月13日 00:00

Google ニュースの開始を SEM 的観点からとらえてみる

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■Google ニュースとは

Google ニュース日本版は2004年9月1日よりスタートした。

Google ニュースは Google の検索技術を使って運営されているニュース記事検索サイトで、 米国 Google では2001年12月にすでに始まっていたサービスである。 日本語版はベータ版ではあるが、 現在610サイトのニュースサイトから記事が収集されている。

Google ニュースは、 Google の TOP ページからも行けるが、 キーワードで検索を行った場合、 該当する記事が Google ニュースにあれば、 検索結果画面にも Google ニュースの記事の見出しが表示される。

例えば、「IP 電話」と検索してみる。 検索結果画面の一番上には、 アドワーズ広告のロールアップ(1位、2位)が表示される。 その下に「IP 電話のニュース検索結果」というリンクと、 IP 電話に関する最新のニュース記事の見出し2件が表示された。

そして、その下に、通常のキーワード検索の検索結果が表示される。 Google ニュースに記事がない「名刺印刷」での検索結果には、 Googleニュースは表示されない (ただし、ヘッダには「ニュース」へのリンクは表示されている)。

キーワードによっては、 Google ニュースの記事によってオーガニックサーチ(通常のキーワード検索)の検索結果の表示位置が下げられてしまうことがある。 これは、単ワードでの検索でも複数キーワードのフレーズでの検索でも同じである。

■Yahoo! Japan と Google ニュースとの比較

検索エンジンは Google を使っている人でも、 ニュースは Yahoo! Japan で見ていたという人もいるのではないだろうか。 Google ニュースの開始によって、 そのようなユーザも Google に流れてくるかどうか、注目したいところである。

Yahoo! Japan にはポータルコンテンツのひとつとして Yahoo! ニュースがある。 Yahoo! ニュースと Google ニュースとの大きな違いは、 編集に人の手を介しているかどうかであろう。 Yahoo! Japan は自身のディレクトリ型検索にも見られるように、 掲載されるものについては人の手を介する場合がほとんどである。

一方、Google ではロボット検索エンジンがメインであるとおり、 記事を収集してくるのは検索エンジンのクローラーである。 Google ニュースにも他のニュースサイトの違いを「検索結果が人の手を介さずコンピュータ アルゴリズムによってのみ採用されている点」と明記されている。

■編集の側面から両者を比べてみる

Yahoo! ニュースは編集に人の手が介されているようで、 トピックスの分類の仕方は、ほぼ妥当な形で行われている。 また、Yahoo! ニュースは、 Yahoo! 辞書やYahoo! 掲示板、 Yahoo! カテゴリなどポータルとしての Yahoo! Japan のコンテンツとうまくリンクされている。 これも人による編集を介したサービスであるからこそなせる業である。

一方、 Google ニュースでは、 掲載順位も掲載されるニュースの見出しやトピックスの分類も、 すべてアルゴリズムによって行われている。 したがって、 「場合によってはコンテキストから外れた記事が掲載されることがあります」というふうな断り書きがされている。

■Google ニュースを SEM 的な観点から考えてみる

Google ニュースの開始によって起こる変化を、 SEM 的な側面から考えてみよう。

検索結果画面の順位という点からは、 冒頭で述べたように、 Google ニュースの開始によってオーガニックサーチ(通常のキーワード検索)の検索結果の表示位置が下がる、 という点がある。

結論から述べると、競合サイトが表示されるアドワーズ広告と違い、 表示されるのがニュース記事であるため、あまり気にする必要はない。 理由として、 最新ニュースを探しているユーザーと、 買い物や情報を探しているユーザーのセグメントは、 ハッキリと分かれていることが挙げられる。

次に、 新商品や新サービスをリリースする際の各媒体へのニュースリリース方法が、 SEM 的な面から重要性を増すと考えられる。

報道機関、 ニュースサイトで取り上げられる記事はパブリシティであるため、 自社でコントロール不可能な部分もあるが、 今後の展開として広報担当者は、 ニュースリリース文の作成時に、 会社のマーケティング部門が希望するキーワードやフレーズを記事のタイトルに入れる必要に迫られるだろう。 また、パブリシティとして取り上げられた記事の見出しにキーワードが含まれていれば、Google の検索結果にも表示される。

このことは、 Google がニュースサイトの記事見出しをクローラーによってそのまま掲載してくれれば、 オフライン/オンラインの新聞記事や雑誌記事などへのパブリシティとSEM とのメディアミックス的相乗効果が可能になるかもしれない、 ということを意味する。

記事提供:ファンサイド



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