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大手に対抗、データセンター向けの新型ネットワークサービスシリコンバレーの新興会社 Azul Systems が、データセンターの生産性向上を支援すると謳うネットワークサービスの正式開始 (9月第5週) に向けて準備の最終段階にある。
同社は、サーバー機器メーカー Cobalt Networks の元 CEO で、Sun Microsystems (4年ほど前に Cobalt を買収) の副社長も経験した Stephen DeWitt 氏が2002年4月に設立した会社だ。社名の Azul はスペイン語で「青」の意味で、Cobalt (「コバルトブルー」の意味がある) に似ている。Azul は、約2年間の準備期間を経て、「ネットワーク接続型の処理」(network attached processing) と呼ぶ新型のネットワークサービスを、間もなく開始する。同サービスの概念は、クラスタ環境やグリッド環境によくある演算サイクルの仮想化およびプロビジョニングに似ている。 したがって、Azul のネットワークサービスは、IBM (NYSE:IBM) と Hewlett-Packard (NYSE:HPQ)、さらには Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) など、IT 大手のユーティリティ コンピューティング プラットフォームと直接競合することになる。 ただ Azul のサービスは、OS に焦点を合わせるのではなく、Java および J2EE ベースのビジネスアプリケーションを対象にし、アプリケーションの作業負荷をコンピュートプールに転送する。それらアプリケーションはネットワークを介し、事実上無限のコンピューティングリソースにアクセスできる仕組みだ。アプリケーションや既存のインフラを変える必要はない。対象のアプリケーションには、Sun の Java エンタープライズアプリケーションおよび、Apache Software Foundation の『Tomcat』、BEA の『WebLogic』、IBM の『WebSphere』などがある。 Azul の社長と CEO を務める DeWitt 氏は、声明の中で次のように述べている。「わが社は、アプライアンス (サーバー)『Azul』の設計にあたって、ベンダー制限的な選択やアーキテクチャの盲信を顧客に強いることなく、既存のデータセンター環境へ、余剰コンピュートプール (をもたらすアプライアンス) を透過的に配備できるよう考えた」 同社によれば、秋からエンドユーザー実地試験を行ない、来年前半にサーバー製品および関連サービスを発売する予定だという。 関連記事
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