IBM、『WebSphere Application Server』の新版発表IBM (NYSE:IBM) は6日、中核アプリケーションサーバー製品『WebSphere Application Server』(WAS) の強化内容を発表した。新版のバージョン6 (WAS 6) は、従来版に比べ可用性が大きく向上しているという。WAS 6 は Express 版を含め、年内に出荷する予定だ。
IBM は WAS だけではなく、開発製品なども併せ『WebSphere』ミドルウェア製品群について、ここ2年ほどの間で最大規模となる大幅なアップグレードを進めている。 WebSphere Foundation Software 部門マーケティング ディレクタの Bob Sutor 氏によると、WAS 6 はシステムの障害時に使用できなくなる時間と利用を再開できるまでの時間を、5分から秒単位へと短縮し、同社のソフトウェア サーバー製品として、これまでにない運用継続性とパフォーマンスを実現しているという。 新版の WAS 6 は、ビジネスアプリケーションをシステム停止から保護しようとする IBM の努力の表われと Sutor 氏は話す。自然災害による停電などでシステムが停止した場合、企業は多額の金銭的な損失を被りかねない。 たとえば、顧客との取引を大きくオンラインに負っている金融機関の場合、ほぼ完全な運用継続性が必要だ。そうした金融機関でシステムが停止してしまったら、金融取引は中断し、企業にとっても人々にとっても、時間的あるいは金銭的に大きな損失となる。 Sutor 氏によると、新版の WAS 6 が実現する運用継続性は、自己修復/管理/構成機能をシステムに付与する、IBM の自律コンピューティング技術によるものという。 WAS 6 はシステム停止を検知したら、障害時に対応するサーバーにデータを振り向ける。非常時にデータを回避させるサーバーは、通常の運用に充てるサーバーと同一のデータセンター内に設けることもできるし、必要に応じて、全く別の場所に設け、インターネット経由でデータを転送することもできる。以前は、管理者が手動でシステムを再起動しなければならなかった。 関連記事 最新トップニュース
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