IBM、ストレージとサーバーを統合した新システムを発表IBM (NYSE:IBM) は12日、大企業向けの大容量ストレージサーバー『TotalStorage DS8000』と中小企業向けの小型超高密度サーバー『TotalStorage DS6000』を発表し、新たなストレージ戦略を示した。
DS8000 は、論理パーティション機能を搭載している。同機能は、IBM の仮想化エンジン技術『Virtualization Engine』を使っており、仮想ストレージイメージを作成でき、複数のストレージ作業をまとめられるのが特徴だ。 IBM の Storage Systems Group ゼネラルマネージャ Dan Colby 氏によれば、DS8000 は同社の『Enterprise Storage Server Model 800』より小型ながら、処理速度が6倍も高速であるとともに、データ容量も最大96ペタバイト (4段引き出し型ファイルキャビネット2000万台分に相当) と大きいという。 自社製『POWER5』プロセッサを搭載した DS8000 に、Virtualization Engine 技術を組み込んだことにより、IBM は以前から公言していたストレージ製品ラインとサーバー製品ラインの統合を実現したことになる。 POWER5 プロセッサは、2基の64ビットプロセッサコアを搭載している。そして、1基のプロセッサコアを2基のように機能させる強力なマルチスレッド同時処理 (SMT) 機能を備える。IBM の説明では、SMT を使った結果システムのスループットが45%も増加したという。 DS8000 の発売は、2プロセッサ構成および4プロセッサ構成が12月3日の予定だ。8プロセッサ構成は、2005年の発売になる。 DS8000 は IBM エンジニアにとっていくつかの画期的技術を実現したと言える。しかし、DS6000 もまた、小型サイズながら DS8000 の大容量とスケーラビリティに劣らぬインパクトを持つ。 中小企業向けの DS6000 は、3U (高さ13cm強) ときわめて小型だが、67テラバイトの大容量を誇る。競合する EMC の『DMX800』が、42U (高さ190cm弱) とサイズが大きく、容量も17.5テラバイトに過ぎないのと比べると、優位性が明らかだ。 関連記事 最新トップニュース
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