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2009年7月4日
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Webビジネス2004年10月18日 00:00

SEO キーワード選定時の注意点

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SEO によって効果があがるのは、 「実際に」ユーザーが検索を行っているキーワードを検索結果の上位表示に成功させたときである。

しかし、 最近では SEO の流行からか、 キーワードの選定について、 誤った噂や考え方が多く流通しているようである。 自社で SEO を行う企業では、 成果の出ないキーワードをターゲットとして Web サイトをチューニングしているケースが見受けられる。

成果の出るキーワード、 出ないキーワードとはどういったものであるのだろうか?  今回は SEO のキーワードを選定する際の基本的な考え方について述べていこう。

■サイトコンセプトを一言で言えるか

SEO を行う前にまず、 自社のサイトのコンセプトは何かを再確認しないといけない。 サイトのコンセプトが明確であればあるほど、 そのコンセプトに関係するキーワードで SEO が成功しやすい。

例を挙げる。 「ねじ」や「釘」を販売する EC サイトがあったとしよう。 すると、サイト立ち上げ時に考えられるサイトコンセプトは、 下記のようなものになるのではないだろうか。

ターゲットユーザー:「ねじ」や「釘」を必要とする職人
ユーザーのニーズ:専門的な「ねじ」が欲しい、24時間買い物がしたい

この2つのコンセプトを忠実に守って Web サイトを立ち上げれば、 特に SEO を意識していなくとも、 「ねじ」や「釘」というテーマを持ったサイトが作られるに違いない。

テーマ性を持ったサイトに SEO を導入すると、 検索結果の上位に表示される可能性が高くなる。 SEO を構成する要素のひとつが「テーマ性」であるからだ。 その結果、多くのユーザの訪問が期待できるだろう。

さらにここで、 Web サイトが誘導したいユーザーに関して、 シナリオを作ってみよう。

【シナリオ】
誘導したいユーザーは、 専門的な「ねじ」や「釘」を必要としている。 そして、仕入れができるのだから、 決裁権限をある程度以上有している。

つまり、この Web サイトに来訪する多数のユーザーは、 日曜大工などの趣味的なニーズを持っている個人ユーザーではなく、 ビジネスユースのユーザーである。 その中でも、 一般社員ではなく、 ある程度以上の決裁権限を持つ管理職や幹部、 あるいは社長である可能性が高いだろう。

このような専門的なサイトに訪問してくるのだから、 Web の利用は困難なくでき、 Web で情報収集や買い物などの行動を行っているだろう。 つまり、 商品を探すために検索エンジンを経由して訪れる確率が高いという期待が持てる。

このように、 サイトのコンセプトがしっかりとしていれば、 スムーズに SEO のキーワードの選定ができる。

■SEO のキーワード選定は Web サイトのターゲットユーザーと一致させる

上記で挙げた Web サイトのようにコンセプトがはっきりしていればいいのだが、 実際にはサイトコンセプトの明確化は、 Web サイトの実際の構築を行う Web 制作会社の Web マーケティングの質に左右されることが多い。

制作会社によってマーケティングの質が異なってしまう代表的な理由として、 2点ほどある。

ひとつは、 近年の競争激化から Web サイト制作費が削られる傾向にあり、 そのために Web 制作会社は十分なマーケティング費用を計上できずに、 Web サイトをリリースしてしまうことである。

もうひとつは、 経験則やアーティストとしての直感をベースに、 マーケットをかえりみないままにサイトを制作していることである。

Web サイトはユーザーに訪問してもらえてはじめて存在意義がある。 Web サイトのコンセプトを明確にするプロセスをもうけ、 マーケットニーズの明確化を行うべきである。 Web サイト制作過程において、 ユーザーテストや SEM といったマーケティングのフェーズをもうけるべきだ。 マーケティングはクリエイティブの足をひっぱる敵ではなく、 クリエイティブの強さを検証する道具にもなりうるのだ。

しかし、今のところ、 マーケティングを意識して Web サイトを構築するケースは、 大手企業や IT ビジネス関連企業などを除いて、一部しかない。

もしも、Web サイトのコンセプトを一言で言えないのであれば、 一度ユーザーがそのサイトを利用してどう感じているのか、 どう見られているのかというユーザーテスト実施から、 コンセプトメイキングを始めてみるのもよいかもしれない。

■ターゲットユーザーのニーズにマッチ

次に、SEO のキーワードを選定し誘導したユーザーが、 一体何を求めているのかを明確にする必要がある。 では、なぜニーズを知ることが大切なのか?

検索エンジンの検索窓に入れる検索語とは、 ユーザーが欲しい商品・サービス、知りたい情報であり、 まさにユーザーが今、感じているニーズそのものなのである。

ここでターゲットユーザーのニーズに注目する必要がある。 Web サイトが考えるユーザーのニーズによっては、 SEO のキーワード選定において注意が必要となるためだ。

先ほどの「ねじ」や「釘」を販売する EC サイトを再度例にしよう。

専門的な「ねじ」や「釘」を24時間買いたいターゲットユーザーを誘導することをコンセプトとして Web サイトを立ち上げたのだから、 キーワードは、「ねじ」や「釘」といった言葉よりも、 もっと具体的かつ専門的な「台形ねじ」であったり、 「コンクリート釘」と選定したほうが、 関係ないユーザーよりも、 ターゲットとなるユーザーを誘導できる可能性が高い。

以前のコラム(「SEO 導入でコンバージョン率をあげる Web サイト構築」)でも挙げたが、 トップページを検索結果に出すことではなく、 「1キーワード・1ターゲットページ」という考えにもとづき、 ターゲットユーザーが今抱えているニーズを満たす形で SEO を行い、 検索結果にターゲットページを上位表示させることが、まず大切である。

その後に、全体のアクセス数を向上させる目的で、 単体キーワードに挑戦するのが、 効率の良い SEO のキーワード選定方法と言える。

■SEO のキーワードを選定する際の基本的な考え方のまとめ

SEO のキーワードを選定する時の基本的な考え方として、 明確にすべきことは3点ある。

1 誘導したいユーザーは誰なのか
2 誘導したユーザーは何を求めているのか
3 誘導したページには、1キーワード・1ターゲットページの原則が守られているか

以上のことを明確にして、 SEO のキーワードを選定すれば、 ターゲットユーザーをサイトに誘導することは難しくない。

記事提供:ファンサイド

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