Microsoft の Eメール送信元認証技術『Sender ID』は、逆風を受けているが、消えてしまったわけではない。来月、カナダのインターネットサービス プロバイダ (ISP)、Internet Light and Power (ILAP) は、Sender ID 技術を組み入れた Eメール用ファイヤーウォールサービスを開始する。世界中で非難を浴びている同技術を使ったものとしては恐らく初めてとなる商用サービスだ。
ILAP の社長 Tristan Goguen 氏は、Sender ID がこの問題に対する答えだと考えている。Sender ID は、Microsoft の『Caller ID for E-Mail』と SPF を組み合わせた技術だ。メールサーバー上で使い、SPF レコードを持つ全 Eメールを調べ、送信者の Eメールアドレスにあるドメイン名が実際の送信元のドメインと同じかどうかを確認する。この情報が一致しない場合、その Eメールを拒否する仕組みだ。