IBM、『POWER5』搭載製品の最新モデルを先行披露IBM (NYSE:IBM) は9日、自社製プロセッサ『POWER5』を備え、スーパーコンピュータ並の性能を小型の匡体に詰め込んだ新型サーバー『eServer p5-575』を、正式発売前に披露した。同製品は容易にクラスタを構成でき、同社の進めるハイパフォーマンス コンピューティング (HPC) 戦略の次代を担う製品だ。
IBM は、ペンシルバニア州で11日まで開催中の『SC2004 Conference』で、p5-575 を先行公開した。同社は p5-575 について、8基の POWER5 プロセッサを搭載し、スーパーコンピュータが必要な複雑なアプリケーションを実行するために、クラスタ化が可能だと説明した。 p5-575 の匡体は、同社のブレードサーバーシステムと大差ないほどに薄く、『POWER4』プロセッサ搭載の8ウェイ UNIX サーバー『pSeries 655』(p655) の後継機として位置付けている。p655 はこれまで HPC 分野で成功を収めており、遺伝子研究/自動車メーカーの衝突テスト/石油探鉱/海洋研究などの分野で利用実績がある。 p5-575 の出荷は、2005年第1四半期に予定している。仕様としては、1.9GHz の POWER5 プロセッサを搭載し、『AIX』(IBM 製 UNIX) バージョン5.2/5.3、『SUSE LINUX Enterprise Server 9』、および『Red Hat Enterprise Linux AS 3』の各 OS をサポートする予定だ。また、36MB の専用 L3 キャッシュメモリも各プロセッサコア毎に備える。なお価格は発売時に発表する。 IBM は2005年第2四半期までに、スイッチ技術『IBM eServer pSeries High Performance Switch (HPS)』を拡張して p5-575 も対応させる計画だ。p5-575 は、仮想化技術により単一プロセッサ上で10台のサーバーを同時に運用できるとして、同社が大々的に宣伝している POWER5 プロセッサを搭載する製品の中で、最新のモデルとなる。 関連記事 最新トップニュース
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