Microsoft (NASDAQ:MSFT) は24日、イギリス国内のユーザーに限るが、『Windows XP』の偽造版を正規版と交換すると発表した。
同社は Windows XP の精巧な偽造版が見つかったことを受け、対策プロジェクト「Windows XP Counterfeit Project」を立ち上げた。自分が購入した Windows XP が正規版かどうか疑わしいユーザーは、同社の Product Identification Service 宛に現物および必要情報を送り、鑑定してもらうことができる。
偽造版と分かった場合は、同社が正規版と交換する。ただし対象は、『Windows XP Home Edition』または『Windows XP Professional Edition』をプリインストールした新品のコンピュータを2004年11月1日以前に購入したイギリス居住者だけだ。同社は詳細をイギリス版サイトに掲載している。
「これはユーザーにとって自分の Windows XP が正規版であるかどうか確認できる絶好の機会であると同時に、わが社にとっては違法業者に関する重要情報の収集に役立つ」と、Microsoft のライセンス コンプライアンス担当マネージャ Alex Hilton 氏は声明の中で述べている。
ソフトウェア本体だけでなく、説明書などの文書、シール、ラベル、および正当性を示す証明書なども偽造する巧妙な海賊版作成グループがあるため、Microsoft はそれらと闘う構えだ。米連邦捜査局 (FBI) は今年9月、米国で8700万ドル相当のソフトウェアおよびコンポーネンツの偽造版を押収したが、そのうち3000万ドル相当が Microsoft ブランドだった。