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IT 大手4社が企業向けグリッドの共同プロジェクトを開始IT 大手4社が7日、共同プロジェクト『Project MegaGrid』を立ち上げたと発表した。4社はリソースを結集し、それぞれの製品をベースに標準化した企業向けグリッドインフラの構築にあたるという。
企業用途に的を絞った同プロジェクトに参加しているのは、Dell (NASDAQ:DELL)、EMC (NYSE:EMC)、Intel (NASDAQ:INTC)、および Oracle (NASDAQ:ORCL) の4社だ。テキサス州オースティンにある Oracle の施設内に開発センターを置き、128ノードクラスタ構成の Dell 製サーバーを Linux OS で稼動させるなど、それぞれがリソースを提供する。 同プロジェクトは、顧客がデータベース/アプリケーション/サーバー/ストレージを共通プラットフォーム上で統合できるようにすることを目指しており、たとえば Globus Alliance のような既存の大規模グリッドプロジェクトや、あるいは IBM が先頃開始した『World Community Grid』や SETI@home、Grid.org などの公共プロジェクトとは、性質を大きく異にしている。 Dell の上級副社長 Jeff Clarke 氏は、同プロジェクトがまだ初期の段階にあることを認め、参加企業それぞれが「調査結果や知恵を持ち寄る場」と位置づけた。 IT 調査会社 IDC のリサーチ担当副社長 Jean Bozman は同プロジェクトについて、ゆくゆくは Hewlett-Packard (HP) の『Adaptive Enterprise』や IBM の Eビジネス オンデマンド、Sun Microsystems の『N1』などの戦略と競合するものになるとの見方を示した。 Bozman 氏は取材に対して次のように述べている。「これは標準化へ向けた共同アプローチではあるが、参加企業の製品しか対象としていない。企業向けの場合、非常に多くの異種システムが混在するため、グリッドの構築は非常に困難を伴う。科学用途のグリッドを標準的なソフトウェアと Linux で構築するほうが、プロジェクトに随時新たなリソースを追加しながらグリッドを運用し続けることができるので簡単なのだ」 Project MegaGrid を今立ち上げたのは、適切なタイミングだったと4社は考えている。最近の IDC の調査によれば、グリッドコンピューティング市場は2007年までに120億ドルもの規模に達する見込みだという。同プロジェクトはすでに、オンライン小売業者の Overstock.com を最初の顧客として獲得している。 また Oracle は7日、データベース製品『Oracle Database 10g』、管理製品『Oracle Enterprise Manager 10g』、およびアプリケーション サーバー製品『Oracle Application Server 10g』それぞれの新版を発表した。いずれも2005年中頃に提供開始を予定している。
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