HP が『Itanium』の設計から撤退Hewlett-Packard (HP) は、12年前から関わってきた Intel (NASDAQ:INTC) の『Itanium』プロセッサ設計から手を引く。両社が16日、発表した。
発表によると、HP (NYSE:HPQ) の Itanium 設計担当チーム (コロラド州フォートコリンズで勤務) は、Intel に移籍するという。関係筋の話では、同チームには現在約100人のエンジニアが残っているもようだ。 HP は設計への直接的な関与を打ち切る代わりに、今後3年にわたって30億ドル以上を投資して、200億ドル規模のサーバー市場で『Itanium 2』ベースの『Integrity』サーバーのシェア拡大に注力する。この投資は、研究開発、サーバーおよびシステム ソフトウェアの設計、提携企業が主導するアプリケーション/ソリューションの開発、ならびに営業やマーケティングなど、多岐にわたるという。 HP の Business Critical Servers グループ担当上級副社長兼ゼネラルマネージャ Rich Marcello 氏は、internetnews.com の取材に応え、30億ドルは『UNIX』『Linux』『Windows』版ソフトウェアの仮想化を進め、Itanium 2 搭載サーバーの魅力を強化するために投じると述べた。そして、シンガポールに低コスト設計センターを設立するとともに、独立系ソフトウェア開発会社 (ISV) による Integrity 用ソフトウェアを、現在の2900から2005年中に4500以上に増やしたい考えだという。 「わが社は、数多い競合企業の中でより高レベルで差異化できるこれら分野に集中していく。Itanium に関して立てた目標はすでに達成した。この実績を携えて、最高の戦略は投資分野を絞ることだと判断した」と Marcello 氏は述べている。 同氏によると、シンガポールの施設は半年以内に完成し業務を開始できる見込みであり、HP はすでに人材および資源を同地に移し始めているという。 フォートコリンズにいる Itanium 設計チームは、次世代デュアルコア プロセッサ『Montecito』『Montvale』(いずれも開発コード名) を設計するなど、現在および未来の Itanium プラットフォームに大きく貢献してきた。Intel によると、同チームは今後も Intel でこれらプロセッサに関する研究開発を続けるとともに、マルチコア プロセッサ『Tukwila』(開発コード名) をはじめ、将来の Itanium プロセッサ開発に取り組むことになるという。同チームは、Intel の副社長兼ゼネラルマネージャ Abhi Talwalkar 氏が率いる Enterprise Platforms Group に入る。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
|
|