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Webビジネス2004年12月28日 00:00

AOL、スパムメールが大幅に減少したと発表

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Time Warner (NYSE:TWX) のオンライン部門 America Online (AOL) は27日、同社会員によるスパム報告が急減したと発表した。

同社の発表によると、会員によるスパム報告数 (AOL クライアントソフトが備えるスパム報告機能によるもの) は、2003年11月の数字に比べて2004年11月は75%減少し、スパムフォルダに仕分けされる不要メールの数も60%減少したという。また、同社のスパムフィルタで阻止したメールの数も、同期間の比較で半数になったと発表した。さらに、インターネットから AOL 会員宛に送信しようとしたメールの総数も、2003年11月の1日平均21億通から、2004年11月の1日平均は16億通に減少したという数字を挙げ、この減少分のほとんどはスパムとの考えを示した。

AOL はスパム減少の理由を、セキュリティおよびスパムフィルタ機能の向上、そして同社がスパム送信者に対して法的措置をとるという認知が、広く行き渡ったためとしている。同社は会員に対するスパム行為の全般的な減少理由として、同社のスパムフィルタが高度化したため、多くのスパム送信者がフィルタ回避をあきらめたからだと説明した。

同社の説明の真偽はともかく、スパムが減少したという AOL の報告は、インターネット全般の傾向と一致するわけではないことは明らかだ。2004年前半は、スパムが記録的に氾濫したことを調査会社の IDC が9月に報告している。同社の発表によると、北米で送信された Eメールのうちスパムの占める割合は、2002年の24%から2003年には32%に増え、さらに2004年には38%に達したという。メールセキュリティ/管理ベンダーの Postini は、11月に送信された Eメールのうち、スパムが9割近くを占めたと報告していた。

AOL が今回発表したようなデータは、複数の要因が絡む複雑性を持っている。同社は、会員が不要メールをスパムと報告せずに削除した件数について、簡単に調べる手段を持たない。また、同社が計測しているスパム量は月毎にかなり変動するため、全体的な傾向を特定するには注意を要する。ただこうした側面はあっても、同社は今回発表した数字について、同社と会員との共生的な協力関係により、スパムの決定的な減少に結びついたと述べている。

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