Microsoft は24日、『Windows Media Player』(WMP) を Windows OS から外すことなどを命じた欧州委員会の制裁命令を妥当とする欧州第一審裁判所 (CFI) の裁定について、上訴しないと発表した。
ただし、昨年3月に欧州委員会が下した独占禁止法違反の制裁については、控訴を継続するという。
CFI が12月22日に下した裁定では、欧州委員会の制裁のうち、Windows OS からの WMP の分離命令、およびサーバー通信プロトコルのライセンス提供拡大命令について、妥当との判断を示している。
Microsoft が24日に発表した声明には、同社は欧州委員会による制裁執行の延期を探るよりも、制裁を完全かつ迅速に受け入れて建設的な行動を取ることに集中する、とある。
そのために、同社はすでに、通信プロトコルのライセンス情報を公開 (相互運用性命令への対応) するとともに、WMP を外した Windows の初バージョンをコンピュータメーカーに出荷 (WMP 分離命令への対応) したと述べている。そして、Windows の欧州向けバージョンを数週間以内に、小売業者その他の販売業者に出荷する予定だという。