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2009年7月4日
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Webビジネス2005年2月2日 00:00

次のオンラインメディアとは? 第一回アカデメディアは「音楽会議」

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2005年1月27日、第一回アカデメディアのテーマは「音楽会議」。会議は四部構成になっている。第一部では、事前に参加者から投稿された案を紹介。第二部では、「音楽エンターテイメント事情」と題して田口氏がプレゼンテーションを行う。第三部は、ヤマハ株式会社が音楽産業の現場をプレゼンテーション(詳細はこちら)。第四部は全員参加の「発想会議」である。

アカデメディアでは、参加者は事前課題への回答が必須となる。第一回目である音楽会議での課題は以下の通り。

「音楽を聴くための音楽プレイヤー。そこには再生、巻き戻し、早送り、停止、録音、ランダム再生、リピート再生などのボタンがあります。しかしさらに音楽生活を楽しむために、そこにもう一つボタンを追加するとしたらどんなボタンを追加しますか?今までになかったその全く新しいボタンの名称と機能を教えてください。」

 Q1. そのボタンの名称は?
 Q2. そのボタンが実現する機能は?

第一部では、弘中氏が上記課題に対する投稿を発表した。投稿内容にはいくつかの傾向が見られる。まずは、キーが変わる、スクラッチするなどの「演奏を編集する系」。「状況に応じる系」というものもあり、こちらは気分や天気に応じて曲が選ばれるというもの。さらに「意外な発想系」には、1年前、2年前の今日聞いていた曲を再生してくれる「思い出ボタン」などがあった。そして「ネットワーク系」としては、周囲の人と曲を共有する「今何聴いてるの?ボタン」や、ラジオなどに聞いてる曲を「投稿するボタン」があった。音楽以外の利用法に「防犯ブザー」という回答も出た。人それぞれユニークなボタンを思い描いているようだ。果たして実装される日は来るのだろうか。

参加者から投稿された案を紹介


そして、弘中氏から「発想のヒント」が伝授された。結論から言うと、何かアイデアを考えるときには「ありえない発想」から先に考えるのが大切だそうだ。同氏によると、「ありえない発想」→「なぜありえないのか」→「不可能な要素を一つずつ克服する」という手順を経ることにより、規模は小さくなるものの、当初のコンセプトは生き残るという。これはなかなか思いつかない手段である。つい「できそうなもの」から考えてしまう人は多いだろう。

第二部では、田口氏による「音楽エンターテイメント事情」プレゼン。ここでは同氏の「百式」に掲載されているような、便える Web サイトがいくつも登場。音楽を「探す」「楽しむ」「コミュニケーションする」「発信する」というキーワードや「音楽の権利」という観点からサイトが紹介された。

まず、「探す」ツールとして、アーティストの類似性を視覚的に表示する「MusicPlasma」、CDDBへのアクセスランキングがわかる「Gracenote」、P2Pで曲交換されたランキングがわかる「Big Chanpaign」などが紹介された。

「楽しむ」サイトとしては、CD から着メロを作ってくれる「Xingtone」や、カラオケを作ってくれる「KARAOKE anything」などが挙げられた。

「発信する」サイトは、流行の兆しが見られるネットラジオの「Dedio 宇宙」。

「コミュニケーション」ツールとしては、プレイリストを共有し、同時にアフィリエイト機能も備える「Passalong」、jpg に音声を埋め込んで配布できる「Sound Pix」など。

「音楽の権利」関連では、「CC Mixter」という、アーティストが著作権フリーのサンプル音源を無償配布するサイトや、楽曲に自分の個人情報が埋め込まれ、気軽にコピーする気が失せる「ステルスチャネルエンコーディング」技術を利用した「StealthMediaLabs」などがあった。

どれも1度は試してみたくなるサービスである。ちなみにほとんどが百式未掲載だ。田口氏は仕事の効率を上げる際にも音楽は活用できるという。例えば、同氏は腕立て伏せをする時、辛くなってきたら「一万円」「二万円」というようにお金の単位でカウントするそうだ。これもパフォーマンスをあげる音楽と言えなくもないか。

第三部のヤマハによるプレゼンは詳細記事に掲載。続いて第四部、全員参加の「発想会議」を紹介する。この発想会議には、誰でも企画書を完成させることができるような仕掛けがある。それは、主催者二人からある問題用紙が配られ、それに穴埋め式で答えながら1人1企画を考えるというもの。

各人が考えた企画をもとにグループ内で討議


それぞれのちょっとした発想が、その問題用紙のテンプレートを通して企画書に昇華され、結果、100枚もの企画書が完成する。主催者とヤマハが選考した優秀作品には、思わず笑ってしまうユニークなものから今すぐ実現してほしいものまで様々だ。

第一回アカデメディアでは、音楽をめぐるインターネットの現状や、これから実現されるだろう数々のアイデアが紹介された。また、主催者とヤマハによるプレゼンには学ぶところが多く、参加者の意識の高さには圧倒されるものがあった。オンラインメディア、Web ビジネスの最新動向に興味がある方には注目のイベントだ。インターネットコムでは今後も、アカデメディアをレポートしていく予定。


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