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SNS を利用した音楽コミュニティとは? ヤマハが考える「インターネットと音楽」2005年1月27日に開催された第一回アカデメディアのテーマは「音楽会議」だ。協力はヤマハ株式会社。ソーシャルネットワーキングを取り入れた音楽コミュニティ、「プレイヤーズ王国」を運営している同社が語る「インターネットと音楽」の関係とは?なお、音楽会議全体の流れはこちら。
プレイヤーズ王国は、音楽愛好家に発表の場と交流の場を提供する音楽コミュニティ。会員登録するとマイページが発行され、MIDI や mp3などの音楽データを最大20MB までアップロード可能。また、ヤマハが著作権料を負担しているため、既成曲のコピー曲も公開可能だ。 ヤマハが同コミュニティにソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を導入したのは、2004年8月。プレイヤーズ王国では、すでにメンバー募集や友達作り、知らない人同士でのコラボレーションなどが始まっており、ヤマハでも、既存の掲示板などを補完する新たなコミュニケーションツールを模索していたことなどが導入の背景となった。 さらに、アクセス増により、自分の探している曲やプレイヤーを見つけることが次第に困難になることが予想され、曲を登録しない人もコミュニティを作りたいという希望を持っていることから、同社は SNS が最適なソリューションになり得ると判断した。 SNS の大きな特徴として捉えられるのが賛否両論の「招待制」であるが、ヤマハではこの機能をあえて外し、音楽友達登録機能で SNS を体現している。他にも、プレイヤーの曲を紹介、ユーザーが作れるコミュニティ機能、マイページを訪問した人を表示するなど、ユーザーを相互につなげる SNS 的機能も多数実現している。 では、実際の効果はどうか。同社によると、SNS 導入以後、サイトの平均滞在時間は13分台から15分台へ15%伸びたそうだ。また、応援メッセージ数は2,000件から4,000件へ倍増、ページビューは月間1,000万 PV から1,400万 PV へと40%増加、新規会員登録数は月間平均2,500人から3,100人に、公開楽曲、再生回数も順調に伸びている。 結果を見ると、ヤマハによる試みがユーザーのニーズをうまく捉えたことになる。これは同社の音楽と音楽愛好家に対する細かなサポートがあってこそだ。メディア総合戦略推進室音楽ポータルグループの須田氏は「プレイヤーズ王国の環境をより良くし、ユーザーに発表・交流の場を提供することで、音楽業界そのものを盛り上げていきたい」と語る。
アカデメディアでは、まったく会ったことがないプレイヤーズ王国のユーザー同士が、21人でコラボレーションした作品のデモンストレーションも行われた。作曲したユーザーが、詩を募集し、さらにボーカル、コーラスなどが次々に重ねられて完成した作品である。「発表・交流の場」はユーザーによって効果的に活用されているようだ。 同サイトは現在、公開曲数2万8,000曲(総登録曲数5万曲以上)、登録プレイヤー総数5万4,000人、月間ページビューは1,400万 PV を達成している。 インターネットを活用した音楽の新しい形、ヤマハでは SNS 機能を応用した。インターネットコムでは今後も、アカデメディアに登場する企業の試みを紹介していく。 関連記事 最新トップニュース
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