Microsoft のアンチウイルス業界参入に McAfee は余裕の構えMicrosoft が8日、ウイルスソフトウェア製品大手 Sybari Software の買収を発表し、業界への参入を決めたことで、同日の株式市場では競合他社の株価が下落した。
しかし、中には Microsoft との競合に自信を見せる企業もある。アンチウイルスおよびセキュリティソフトウェア大手の McAfee だ。同社社長の Gene Hodges 氏は、たとえ Microsoft が参入しようと、少なくとも今のところは勢力図に影響はないと話す。 「Microsoft が買収で獲得した製品は、われわれもよく知っている。わが社が市場で競い合い、いつも打ち負かしている製品だ」と、同氏は取材に対して語った。 Microsoft がセキュリティ製品のポートフォリオを構築し、競争力を持つものに仕上げるためには、まだしばらく準備に時間がかかると Hodges 氏は見ている。 Microsoft が特定分野で優位に立つため、常に取っている事業戦略として有名なのが、同社の中核 OS に他の技術を組み入れるやり方だ。 Sybari の技術を自社製品に統合するかどうかに関して、ある Microsoft 幹部は、複数のサーバーサイド製品との統合をいずれ検討するかもしれないが、現在のところ、Sybari は独立した製品を提供する別会社として継続する予定だと述べている。 Microsoft が、今後リリースする製品にアンチウイルス製品を組み込むことは、業界にとって不利益だと Hodges 氏は言う。 「個人的には、インターネットセキュリティの全体的な質を低下させるのではないかと考えている。アンチウイルス分野に限らず、多数の製品が競争をあきらめ、技術革新が滞るだろう。それによって、ユーザーが今後より安全になるとは思わない」と Hodges 氏は述べた。 関連記事 最新トップニュース
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