Vonage と AT&T、商標権侵害訴訟で和解VoIP 電話サービスの新興会社 Vonage が老舗の通信事業者 AT&T (NYSE:T) を商標権侵害で訴えていた訴訟は、和解決着した。両社の広報担当が9日に認めた。
Vonage は昨年3月末、AT&T の始めた VoIP サービス『CallVantage』が自社の商標権を侵害しているとして提訴していた。 訴状の内容は、同サービスの名称、および同サービス支援用サイトのいくつかの名称が、Vonage の社名と酷似しており、消費者を混乱させる恐れがあるというものだった。 「和解が成立した。双方が和解条件で合意に至った」と、Vonage の広報担当 Brooke Schulz 氏は語っている。 Schulz 氏によれば、和解条件に基づき、問題の VoIP サービスについては、マーケティングおよび広告関連の素材で、サービス名の前に AT&T の社名を冠することになったという。したがって、「CallVantage」ではなく「AT&T CallVantage」という名称で宣伝されることになる。 また、同サービス支援用サイトのドメイン名についても合意が成立したという。Schulz 氏はこの和解を「友好的」なものと説明するとともに、数か月にわたる両社の交渉の成果だと述べた。 AT&T の広報担当 Gary Morgenstern 氏は、訴訟が「決着」したことを認めたが、詳細説明には応じなかった。 Vonage が商標権侵害で提訴したのは、今回が初めてだった。商標権に神経質なのは、同社が広告およびマーケティングに多額の資金を投入しているからだ。 この努力は実を結んでいる。Vonage の契約件数は20万件の大台を突破してから半年も経たないうちに倍増し、先月40万件を超えた。同社によれば、契約件数は1か月あたり3万件を超えるペースで増加中だという。なお、Vonage は、株式を公開しておらず、ベンチャーキャピタルからの出資を受けている。 関連記事 最新トップニュース
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