![]() ![]() ![]() ![]() IBM が Linux アプリケーション移植支援プログラムを開始この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20050216/12.html
著者:Jim Wagner
海外internet.com発の記事
IBM (NYSE:IBM) は15日、同社のメインフレームおよびサーバー アーキテクチャ上で、Linux アプリケーションの運用性確保を支援するため、一連のツールとサポートサービスを組み合わせたソリューション『IBM eServer Application Server Advantage for Linux』(別名 Chiphopper) を発表した。
同ソリューションは、独立系ソフトウェアベンダー (ISV) が開発した Linux アプリケーションの移植作業を支援するものだ。IBM は Linux 運用環境として、x86 プロセッサベースの製品以外にも、『POWER』プロセッサベースの製品を揃えており、同ソリューションによって、複数のハードウェアアーキテクチャに対応する Linux アプリケーションの提供機会を、開発者支援プログラム『PartnerWorld』に参加している ISV にもたらすという。Chiphopper という呼称には、様々なプロセッサアーキテクチャ (Chip) を横断的に渡り歩く (Hop) という含意がある。 同社 Linux 担当副社長の Scott Handy 氏は、「2004年、当社の Linux サーバー製品売上のうち、40%が非 x86 アーキテクチャ製品によるものだった。Chiphopper の狙いは、ISV が既存の x86 用 Linux アプリケーションを、有効に活用できるようにするものだ」と述べた。 Chiphopper の核となるソフトウェア ツールは、『Source Code Testing and CHecking Tool』(HoPSCoTCH) だ。同ツールは、既存の Linux アプリケーションが、IBM のサポートするプラットフォームに、そのまま移植できるかどうかを分析する。移植性に問題がある場合、同ツールは可能な解決策を提示する。また ISV は、移植作業にあたって、IBM 技術者の支援を仰ぐこともできる。Chiphopper では、『iSeries』『pSeries』『zSeries』『xSeries』ならびに『BladeCenter』『OpenPower』など、Linux の運用が可能な、すべての IBM 製サーバー製品が対象となる。 また Chiphopper には、C 言語および C++ 言語で記述したソースコードについて、Linux ディストリビューション間の互換性保持のため、非営利団体 Free Standards Group (FSG) が定めたガイドライン『Linux Standard Base』(LSB) に対する適合度も検証できる。 Chiphopper によって、クロスプラットフォーム Linux 環境に対応すれば、ISV は最大2年間 IBM のサポートを無料で得ることができ、クロスプラットフォーム対応による問題が、顧客との間に生じた場合、IBM の技術者と直接協力して、問題の解決にあたることができる。さらに Chiphopper では、実際のハードウェアを使用したアプリケーションのテストに、IBM の『Innovation Centers for Business Partners』を利用することが可能で、施設に実際に赴いて試験するほか、遠隔的にも利用できる。 IBM は新プログラムの開始に伴って、Chiphopper に関する情報コミュニティを開設したほか、『Solaris』あるいは『Windows』用ソリューションから、Linux 用ソリューションへの移行を考える ISV を支援する情報コミュニティも新設した。 |