Microsoft、次世代 DB『SQL Server 2005』ファミリの詳細を発表Microsoft (NASDAQ:MSFT) は24日、次世代データベース製品『SQL Server 2005』ファミリについて、最終仕様と価格体系を発表した。同シリーズは、企業版『Enterprise Edition』、スタンダード版『Standard Edition』、ワークグループ版『Workgroup Edition』、および小規模開発や初心者向け『Express Edition』の4製品からなる。Workgroup Edition は価格的に、Express Edition (無償) Standard Edition の間の位置付けとなるものだ。リリース時期は、いずれも今年夏の予定だ。
同社は、『SQL Server 2000』製品ファミリにも Workgroup Edition を加えた。 「中小規模企業は、(無料版の)『Microsoft SQL Server 2000 Desktop Engine』(MSDE 2000) と Standard Edition の中間の、低価格なエントリ製品を切実に欲している」と、Microsoft MVP メンバーの Fabio Razzo Galuppo 氏は言う。Microsoft MVP とは、コミュニティで活躍しているとして Microsoft が表彰し応援しているエンジニアや開発者のことだ。 『SQL Server 2000 Workgroup Edition』は、2つの CPU および2GB のメモリに対応し、扱えるデータベースサイズは無制限になっている。SQL Server 関連の管理ツール群を全て備え、価格は「プロセッサあたり3899ドル」か「サーバーあたり739ドル」(5クライアントまでの制限付き) かを選択できる。 SQL Server 2005 Workgroup Edition の方は、価格は2000版と同じだが、機能がもっと高い。3GBのメモリに対応するほか、インポート/エキスポート、制限付きのレプリケーション パブリッシングおよびバックアップ ログシッピングといった機能を搭載する。Galuppo 氏によれば、「障害回復に備えるウォームスタンバイ サーバー」としても利用できるという。 MSDE2000 の後継となる無料の『SQL Server 2005 Express Edition』は、CPU が1つ、メモリが1GB、データベースサイズが4GB までという制限があるが、SQL Server 2005 を試しに使ってみようというユーザーに最適だ。Standard Edition は、CPU 4つまで対応し、メモリ制限がなく、データベース ミラーリングやレポーティング サーバー機能を備える。価格は、「プロセッサあたり5999ドル」か「サーバーあたり2799ドル」(10クライアントまでの制限付き) かを選択できる。 Enterprise Edition の価格は、「プロセッサあたり2万4999ドル」か「サーバーあたり1万3499ドル」(25クライアントまでの制限付き) かになる。 Galuppo 氏によると、Microsoft は、Oracle の『10g』や IBM の『DB2』など競合するデータベース製品と同様の機能や性能を、低価格で提供する自信を持っているという。たとえば、同社はマルチコア アーキテクチャに関して価格上乗せを考えておらず、ユーザーはプロセッサ ソケットの数に応じて支払えば良いという。 Oracle (NASDAQ:ORCL) や IBM (NYSE:IBM) は現在、プロセッサあたりで課金している。Microsoft は、今後マルチコア アーキテクチャが主流化し、Oracle や IBM のデータベース製品の価格は実質的に2倍になるだろうと見ている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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