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2005年3月3日 00:00

IE の特許侵害訴訟、控訴裁が差し戻し命令

Microsoft (NASDAQ:MSFT) が Web ブラウザ製品『Internet Explorer (IE)』に使用する『ActiveX Control』および Web ブラウザ用プラグインをめぐる特許侵害訴訟で、控訴裁は2日、審理を下級裁判所に差し戻す命令を下した。これを受けて Microsoft は声明を発表し、控訴裁の決定は同社のみならず、インターネットユーザーにとっても勝利だと述べた。

同訴訟は、IE が自社の特許を侵害しているとして、Eolas Technologies が提訴したものだ。連邦地裁は Eolas の主張を認める裁定を下し、Microsoft に賠償金の支払いを命じたが、Microsoft はこれを不服として控訴していた。控訴裁の今回の決定は、地裁の判断を覆すものだ。

またこの件に関連して、米国特許商標庁 (USPTO) は現在、問題の Eolas の特許を再審査している。

Microsoft はこの日、控訴審の決定を受けて次のような声明を出した。「訴訟の初めから、わが社は一貫して Eolas 特許の無効性を主張してきた。本日の決定は、わが社の主張を明確に支持するものだ。Eolas の特許が行使されるかもしれないとの懸念から、World Wide Web (WWW) の利用に影響を及ぼしかねない混乱が生じた。この懸念は業界内部にも広がり、World Wide Web Consortium (W3C) は Eolas の特許が無効だと主張し、USPTO に再審査を要請した」

Eolas は、カリフォルニア大学からのスピンオフでできた会社で、IE が Web ページ内のメディアやプラグインを処理する方法に関連して特許侵害が存在するとして、1999年2月に Microsoft を相手取って訴訟を起こした。問題の特許 (米国特許番号「5,838,906」) は Eolas が1998年11月17日に取得したもので、プラグインやアプレット、スクリプレット、ActiveX Control など、小型の対話型プログラムを Web ページに埋め込む技術をカバーしている。

Microsoft は、今回の決定で当該技術の開発過程のすべてを陪審に示す機会が得られるとし、「当該技術は Eolas が開発したものではなく、他者が開発したものであること、とりわけ、O’Reilly and Associates の Pei-yuan Wei 氏らの手によるものという証拠を提示していきたい」と述べている。

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