Microsoft (NASDAQ:MSFT) は3日、次期データベース製品『SQL Server 2005』のコミュニティ テクノロジ プレビュー版 (CTP) 第3弾をリリースした。特長は、技術に詳しくない企業ユーザーでも即時にレポートを作成できるツール『Report Builder』を加えるなど、ビジネスインテリジェンス (BI) 機能を強化したことだ。
この Report Builder は、同社が昨年買収した ActiveViews の技術を組み込んで開発した高度なツールで、臨機応変にレポートを作成できる。同ツールは、『SQL Server 2005 Enterprise Edition』の重要コンポーネントの1つになる。
新 CTP 版の他の注目点は、『Reporting Services』および『Notification Services』プラットフォームの64ビット対応、開発ツール『Visual Studio 2005』との連携の緊密化、管理ツール『Management Studio』のパフォーマンス改善、『SQL Server 2000』からの移行支援ツールの追加などだ。
SQL Server 2005 の製品体系と価格について、Microsoft は2月24日に発表を行ない、最終製品版の発売がこの夏になる予定だと明らかにしている。
レポート作成機能強化および BI 強化路線の一環として、同社は、SQL Server 2000 のレポート作成機能も強化するため、『SQL Server 2000 Reporting Services Service Pack 2 (SP2)』をリリースした。
『SQL Server 2000 Reporting Services』は、紙ベースおよび Web ベースのレポートを作成/管理/配布など、ライフサイクル全般にわたってサポートできるプラットフォームだ。リアルタイム情報をあらゆるデータソースからどんな端末へも提供できるプラットフォームを、企業の管理者に提供する。2004年1月のリリース以来、ダウンロード数は15万3000回を超えているという。Microsoft は今回の SP2 に、『Windows SharePoint Services』や『SharePoint Portal Server』を介してレポート閲覧を可能にする『SharePoint Web Parts』技術も組み込んだ。
同社はこの日、『SQL Server Report Packs for Microsoft Great Plains 8.0』および『SQL Server Report Packs for IIS Logs』を、今月リリースすることも発表した。