Symantec による VERITAS の買収合併、EC が承認欧州連合 (EU) の欧州委員会 (EC) は16日、米国のセキュリティソフトウェア会社 Symantec (NASDAQ:SYMC) が同国のストレージソフトウェア会社 VERITAS Software (NASDAQ:VRTS) を買収合併することを承認した。EU 合併規則に基づいて慎重な審査を行なった結果、両社の合併がヨーロッパにおける競争を著しく妨げることはないとの結論に達したという。
EC の承認を得たことにより、今年第2四半期に手続き完了を予定している買収合併は、最後の大きな関門を突破した。 Symantec は、セキュリティソフトウェアを提供しており、中でもデータセキュリティ、ウイルス対策、ファイヤーウォールに強い。それらソフトウェア製品に関連したサービスも提供している。一方の VERITAS は、ストレージおよびデータ保護関連のソフトウェアを製造販売している。両社の合併は補完的な性格を持つものであり、そのセキュリティソフトウェアとストレージソフトウェアは概ね独立的に機能している、というのが EC の判断だ。 EC は、両社のソフトウェアのバンドルや相互運用性の問題など、合併が及ぼす影響を検討した結果、複数の対抗しうるソフトウェア会社が存在するため、競争に悪影響をもたらす心配はないと判断したという。 なお Symantec は同じ16日、セキュリティ脅威を査定する新サービス『Symantec Systems Continuity Service』(SSCS) を発表した。同社によると、VERITAS との合併効果を象徴する内容を含んでいるサービスだという。 SSCS は、顧客が所有する IT システムの脆弱性や攻撃ポイントを正確に特定するサービスだ。顧客のサーバー、デスクトップパソコン、ノートパソコン、オペレーティングシステム (OS)、ストレージ、セキュリティ、アプリケーションを査定し、欠陥やセキュリティホールを発見する、と Symantec は声明で説明している。 そうした査定の後、同社のコンサルタントないし同社のパートナー会社が、システムの攻撃の防止や災害による影響の軽減に役立つ行動計画リストと改善勧告を提供する。査定作業には、ソフトウェアとストレージのギャップ分析も含んでおり、セキュリティ脅威回避に不可欠なニーズと現環境との相違点をすべて明らかにする。 関連記事 最新トップニュース
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