Webビジネス2005年3月28日 00:00
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ICANN、欧州連合地域の ccTLD として「.eu」ドメインを承認

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20050328/12.html
著者:Jim Wagner
海外internet.com発の記事
インターネットドメインの管理を行う ICANN (Internet Corporation for Assigned Names and Numbers) は先ごろ、国や地域別のトップレベルドメイン (ccTLD) として「.eu」を承認した。これにより欧州連合 (EU) 地域では、インターネット空間で「.eu」を利用できるようになる。

ICANN の理事会は21日の会合で、新 TLD の「.eu」を正式に承認した。「.eu」ドメインのレジストリ業務を担当する European Registry of Internet Domain names (EURid) は、今週にも米商務省の最終的な承認を得られると見込んでいる。

EURid のゼネラルマネージャ Marc Van Wesemael 氏は、「年内に .eu のサンライズ期間開始を目指し、今後数か月間われわれは最終調整に向けて全力で作業を進める」と述べた。

サンライズ期間とは、ドメイン登録において、商標保有者らが一般のドメイン登録受付に先行して登録できる優先期間だ。

EURid はこのサンライズ期間を年内に開始する見通しで、5月には登録窓口業務を担当するレジストラ業者が揃う予定という。

ただ、今回の「.eu」承認は、EU 地域内である種の混乱を呼びそうだ。EU 加盟国はそれぞれの国の ccTLD を有しており、「.eu」の運用が始まれば ccTLD が自国と欧州連合の2種類になるからだ。

元 ICANN 理事の Karl Auerbach 氏は、自身の Blog の中で、新しい TLD 誕生を歓迎しつつも、EU と同様にかなりの自治権を持つ米国やカナダの州も、自分たち独自の ccTLD 創設を求めるようになるのではないかと疑問を投げかけている。あるいは逆に、(.eu の成立と共に) フランス、イギリス、ドイツなどの EU 加盟国は、自国の ccTLD を放棄する必要があるのではないか、との考えも示した。

ICANN の広報担当者 Kieran Baker 氏は、こうした考えに関するコメントを避け、ドイツの ccTLD である「.de」は世界で2番目の、そしてイギリスの ccTLD 「.uk」は4番目の登録者数を誇る人気ドメインであることを指摘した。

なお Baker 氏は、EURid の活動次第としつつも、今回のようなドメイン拡張は Eコマースにおけるメリットをもたらすとの見方を示した。

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