Microsoft (NASDAQ:MSFT) は29日、同社メディアプレーヤー ソフトウェア『Windows Media Player』(WMP) をバンドルしないバージョンの『Windows』の設計と説明に関して、欧州連合 (EU) の 欧州委員会 (EC) から出ていた複数の変更要求に応じる意向を明らかにした。
Microsoft の広報担当 Stacy Drake 氏によれば、同社は WMP に関する技術面でのいくつかの大幅な修正要求に従うという。その内容は、「レジストリ設定」に関する変更、製品付随文書およびパッケージから、WMP がなければ動作しない製品の存在を伝える表記を削除すること、そして EC が Microsoft に削除するよう命じたメディアファイルを、全て再インストールできるソフトウェアパッケージを作成することだ。
同社がこれらの変更を行ない、またそもそも WMP 抜きの Windows を販売することになったのは、2004年3月に EC が Microsoft は OS 市場における独占的地位を乱用して EU の独占禁止法に違反したと認定し、EU 市場では Windows から WMP のバンドルを外すよう命じたことに端を発する。
命令を受けた Microsoft は数多くの点について EC に反論を試みてきたが、先日お伝えしたとおり、最終的には EC の要求を受け入れ、EU 加盟国で販売する『Windows XP』の2つのバージョンを『Windows XP Home Edition N』『Windows XP Professional Edition N』という名称で販売すると発表している。