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2005年4月11日 09:00

オーバーチュア DTC 活用のためのヒント

クリック課金型の PPC 広告(リスティング広告)の主要な商品としては、 「オーバーチュアスポンサードサーチ」と「グーグルアドワーズ」があるが、 今回と次回の2回にわたって、オーバーチュアについての話をしていく。 今回は、 オーバーチュアへの入札に不可欠なオンラインツールの使い方のポイントを紹介しよう。

■オーバーチュアの DTC(DirecTrafficCenter)とは?

オーバーチュアのシステムは、 オークション式の入札制で入札金額(CPC)が高い順に表示されるものだ。

掲載サイトもヤフーをはじめ、MSN、Nikkei-net、フレッシュアイ、アサヒコム、 アットウーマン、 カフェスタ、Ok-web があり、 日本のインターネット人口87%のユーザーをカバーしている。

予算設定も月額から設定でき、設定予算がなくなったら掲載はされなくなるため、 予算以上の出費がかからないし、1日あたりの予算金額設定を使えば、 予算内で期日までの掲載も可能である。

掲載開始後、 運用を行うのが DTC である。 DTC とは、 オーバーチュアによって用意されているアカウント管理用のオンラインツールであり、 インターネット接続環境があれば、 いつでも使用できる。

■DTC の機能

1. アカウントの状況確認
2. 入札管理
3. 内容掲載(広告文、指定URL)の変更
4. 新規キーワードの追加
5. レポート機能で効果の確認

3と4に関しては、オーバーチュアの審査が必要で、承認後に適用される。 5に関しては、日ごと(月ごと)、キーワード、カテゴリなどのクリック数、 インプレッション数(表示数)、コストの合計や平均を見ることができ、 分析改善を行うことができる。

DTC の入札管理画面で注目していただきたいのは「クリックインデックス」だ。 これは、 クリック率を指標するものであり、 「5」段階表示で青ないしは赤で表示される。 インジケータが「3」の時は普通であり、「5」が一番よい状況になる。 クリック率の良し悪しが視覚的に把握できる。

クリックインデックスの算出方法は、 そのワードのクリック率が、 オーバーチュア全体のクリック率平均より高いか否かで表示されている。

インジケータが「1」の値を示すと、 クリック率低下が危機的状況にあるということだ。 赤で表示され、キーワード処理法も部分一致から完全一致へと変化する。

さらにそこから状況が改善されないと、 完全一致の状態での掲載から非掲載ワードとして扱われてしまう。 非掲載ワードとして扱われたら、 そのキーワードや広告文を見直し、 再度 DTC から修正したデータをアップロードする必要がある。

■掲載にあたってのポイント

オーバーチュアの導入にあたっては、キーワード、広告主サイト、 広告文(タイトルと説明文)の3つが互いに適合性が取れているかがカギになる。

以下が、オーバーチュアのガイドラインである。

1. キーワードの意味を明確かつ、わかりやすく反映したコンテンツであること
2. キーワードがサイトコンテンツや目的と関連性があること
3. 広告文にはキーワードを説明すること
4. サイト内容を明確にすること
5. 最大級表現、断定表現は使用しないこと
6. 誤解があったり、事実と違ってはいけない
7. サービス提供エリアが特定できるならば、場所を明記すること
8. ユーザーを検索ワードに適合するコンテンツへ誘導すること
9. リンクからコンテンツに簡単かつすばやく探せること

要は、利用者をだましたりひっかけたりするような広告は避けるべき、 ということである。

また、3に関しては、 キーワードを広告文に入れた場合と入れない場合でのクリック率が大幅に異なることは、すでに証明済みである。 キーワードを広告文に含めた場合は50%以上、 さらに文頭にキーワードが入っている場合は60%以上の数字があがる。

これは、検索キーワードがタイトルや説明文においてボールド表示されるため、 視覚的に目立つために起きている現象であることは理解しやすいと思う。

■広告主サイトのポイント

オーバーチュアをクリックして移動する先である広告主サイト側にも、 必要なポイントがある。

1. フラッシュページがある場合、フラッシュ内にスキップボタンがあること。
2. バックボタン(ブラウザの「戻る」ボタン)で1クリックで検索画面に戻れること。(ただしフラッシュページなどの場合は2クリックで戻れること)
3. ポップアップウインドウを2つ以上表示させないこと。
  またモニター画面をすべて覆うポップアップウインドウも不可である。
4. 入札時に広告主サイトが稼動していること。
5. サイト所有者の情報(会社名もしくは所有者名、及び連絡手段(電話番号やEメール))を記載すること。

こちらも、広告主サイトを訪問する利用者にとってわかりやすく、 使いやすいサイトであること、 信頼性があること、といったことを押さえるための指針となっている。

■まとめ

オーバーチュアでは、 大量のキーワードを部分一致で入札するということが必要であるが、 一度入札したらそれでおしまいというわけではない。

DTC を十分に活用し、掲載後の運用管理に注力することも必要である。

DTC のデータにより、キーワードの再選定や広告文のリライトなどを行い、 より良い効果を挙げるよう改善をしていくことが、 結果的にオーバーチュアでの成功につながると考える。

記事提供:ファンサイド

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