Sybase は11日、エンドツーエンドの RFID ソフトウェアを提供するスイート製品『RFID Enterprise』をリリースした。
RFID Enterprise は、RFID ソフトウェアと従来型企業システムとの間で、調整やビジネスプロセス統合を行なうレイヤとして機能する。RFID Enterprise を利用すれば、企業は受け取ったデータをさまざまな企業アプリケーションに連結させた状態で、エンドポイント機器あるいはタグとリーダーのあらゆる組み合わせを利用できるという。また、RFID 情報に基づいて、ビジネスルールを策定/実行することも可能になる。
RFID Enterprise を構成するのは、RFID リーダー、バーコード スキャナー、RFID プリンタ、RTLS (リアルタイム ロケーション システム) 向けの管理インターフェース『RFID Edgeware』、データのうち、ビジネス環境を維持するのに必要なものを保存する『RFID Open Database Schema and Persistence Layer』、ビジネスプロセスの作成、および Web ベースのダッシュボード経由でデータの監視を行なうための視覚設計環境『RFID Business Process, Integration and Monitoring』、および報告ツールの『RFID Reporting』だ。
一部のミドルウェアメーカーが、ハードウェア/ソフトウェア/サービスの一式をパッケージにして提供しようとしているのに対し、RFID Enterprise は、システムインテグレータやインストール/プロビジョニング コンサルタントが、カスタマイズや特定分野への特化を施すことが可能な設計となっている。Sybase の RFID 担当ディレクタ Chris Foley 氏は、同製品を「40%ソリューション」と呼ぶ。