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Webビジネス2005年4月18日 09:00

オーバーチュアの完全一致優位性で差をつける

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前回に引き続き、オーバーチュアの話をしていきたい。

オーバーチュアの広告としての特質の中で、 「完全一致優位性」は最重要であると言うことができるだろう。

今回は、 重要でありながら意外に知られていない「完全一致優位性」について説明していく。 リスティング広告の出稿方法について再確認していただき、 さらに効率よく運用していくヒントとしていただければ幸いである。

■オーバーチュアの3つのキーワード検索方式

オーバーチュアの完全一致優位性とはどのようなものであろうか?

そもそも、オーバーチュアには以下の3つのキーワード検索方式がある。

・完全一致→広告主が入札したキーワードと、 ユーザーが検索に使用したキーワードが、 完全に一致したときに広告を表示

・部分一致(フレーズ)→広告主が入札したキーワードと、 ユーザーが検索に使用したキーワードが、 同じ順序と連続性を保ったまま一致したときに広告を表示

・部分一致(部分)→広告主が入札したキーワードと、 ユーザーが検索に使用したキーワードが、 部分的に一致したときに広告を表示

この3つの検索方式での入札が同じキーワードに対して同時に行われた場合、 広告の表示順位はどのようになるかを考えていきたい。

オーバーチュアは「キーワード検索方式に応じて掲載順位を決定する」 システムを持っている。

広告表示欄は、 眼に見えない形で3ブロックに仕切られていると考えてもらいたい。 そのブロックの上から順に、 完全一致ブロック、部分一致(フレーズ)ブロック、 部分一致(部分)ブロックとなる。 同じブロック内で順位を決定するのは、 入札額の高い順となる。

■完全一致優位性の具体例

実例を使い、さらにわかりやすく説明しよう。

広告主入札キーワード検索方式入札額(円)
A社派遣 会社 東京完全一致50
B社派遣部分一致500
C社派遣 会社部分一致200
D社派遣部分一致450
E社派遣 大阪部分一致100


上記の5社の入札が入っている条件下で、 ユーザーが「派遣 会社 東京」と検索したとする。

5社の広告はどのような形で表示されるだろうか?  どの広告主の広告が1位として表示されるのか?

答えは、

 A社=表示される。表示順位:1位
 B社=表示される。表示順位:3位
 C社=表示される。表示順位:2位
 D社=表示される。表示順位:4位
 E社=表示されない。

このとき、A社が1位表示されるのだ。 これが「完全一致優位性」である。

どういうメカニズムで順位が決定されるのか、解説していく。

まず、 A社が他のどの広告主よりも入札額が低いにも関わらず、 1位表示されているのはなぜか?  それは、A社が「完全一致」で入札しているためである。 同じ完全一致ブロックに下位の入札がないため、 コストは最低入札額の35円となる。

2位は「部分一致(フレーズ)」で適合しているC社となり、 部分一致(フレーズ)ブロックでは下位の入札がないので、 こちらもコストは35円となる。

3位は「部分一致(部分)」で適合し、入札額が高いB社である。

この場合、 同じ部分一致(部分)ブロックで下位(D社)にあたる入札額が450円なので、 1円をプラスした451円がコストとなる。 最後の4位にD社が表示され、 下位の入札がないので、 最低入札額の35円のコストが発生する。

■費用対効果の高い入札方法

このケースからわかるように、 オーバーチュアで入札を行う際に、 完全一致を選択することは、 最小限のコストで1位表示をねらえる方法であり、 ニッチなワードに入札することは、 購買意欲の高い顧客を獲得する近道と言えよう。

しかしキーワードがあまりにニッチに入りこみすぎると、 そもそもその語を使って検索する利用者がいない、 ということにもなりかねない。 オーバーチュアの完全一致優位性を最大限に活かすためには、 「キーワードの選定」にも多くの時間を費やす必要があると考えられる。

■まとめ

オーバーチュアの完全一致優位性を最大限活用することができれば、 さらなるクリック数増加をねらうことができ、 同時にニッチなユーザーにピンポイントでジャストフィットした広告を打つことになるので、 より高いコンバージョンが望めるという「二重のうまみ」が存在するということになる。予算の中で広告主に「最大の利益」をもたらすことができることができるのである。

記事提供:ファンサイド

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