TigerDirect の要求は、Apple が新 OS を店頭などから引き揚げることではない。同社は、Apple のマーケティングキャンペーンが商標権侵害および不公正取引慣行に当たると主張しているだけだ。
TigerDirect は、Systemax (NYSE:SYX) の子会社で、「Tiger」ブランドで知られている。それだけでなく、3万点を超える同社の取り扱い商品の中には Apple の製品もある。
Apple は、Mac OS X 10.4「Tiger」の宣伝のため、4月半ばから様々なメディアを使った大掛かりなキャンペーンを展開しており、4月29日には全世界で発売を開始した。
同 OS 発売直前の提訴となったこの裁判で、TigerDirect が Apple に求めているのは、Apple の Web サイト/広告/販促資料/製品/マニュアル/ソフトウェアから「Tiger」という語をすべて削除すること、および公式謝罪を行なうことだ。
TigerDirect の弁護士団は、声明の中で次のように述べている。「Apple のプロモーションでは、『Tiger Essentials』『Tiger Unleashed』『Tiger World Premiere』『X Days until Tiger』などの表現を使い、TigerDirect の取り扱い商品と基本的に同じメーカー製品や製品カテゴリを扱うサイトに消費者を誘導している」