New York Times Company は16日、『New York Times』紙の Web サイト NYTimes.com のコンテンツやアーカイブに容易にアクセスできる有料サービス『TimesSelect』を、今年9月から開始すると発表した。コラムページ『Op-Ed』やニュースコラムなど、同サイトの人気コンテンツのほか、過去記事にも年間49.95ドルという料金でアクセスできるサービスだ。New York Times Company は、同サービスの利用者および売上を増やすため、新しいマーケティングモデルの導入を計画しているという。
アフィリエートプログラムについては、具体的に固まったと言うにはまだ程遠いが、NYTimes.com は TimesSelect サービスの開始に間に合わせる予定だ。Nisenholtz 氏は、同プログラムが「売上を分かち合うということで Blog 界に関心を引き起こす」ことを期待すると言い、「Blog 界全体に収入をもたらすのであれば、これが否定的に見られる理由などない」と述べた。アフィリエートプログラムの狙いは、Blog 作成者たちに TimeSelect サービスを売るとともに、有料コンテンツにリンクを張ってもらい、それによって新規契約者を増やすことにある。それら Blog を見て契約した人が払う利用料の一部を分かち合うというインセンティブを与えて、協力者を増やせば、契約者も増えるという読みだ。
Nisenholts 氏は、アフィリエートマーケティングについて、New York Times が描くオンライン出版の将来像の中心になるものだと述べ、次のように語った。「これは、Web 業界のエコシステム内で伸びるだろう。Amazon.com が書籍販売でアフィリエートプログラムを利用して著しい成長を見せたのと同様に、わが社も Blog 制作者などにまで収入をもたらす流れを作ることができる」
この情報アフィリエートプログラムは、将来的に『Boston.com』や『About.com』など、New York Times が持つ他のサイトにも適用される見込みだ。