Webビジネス2005年5月25日 13:00
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Oracle 製 DB ユーザーを狙い、IBM が乗り換えキャンペーン

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20050525/10.html
著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
IBM (NYSE:IBM) の情報管理グループは、Oracle (NASDAQ:ORCL) のデータベース (DB) グループから顧客を奪おうと狙っている。

IBM は、Oracle の顧客を自社のデータベース管理システム『DB2 Universal Database』に切り換えさせようと、販売攻勢を計画中だ。Oracle がアプリケーション事業に注力するあまりデータベースの顧客を軽視しており、好機だからだという。

販売キャンペーンは今週、米国とヨーロッパおよびアジアで始まる。IBM は営業スペシャリスト2000人を動員し、現在 Oracle 製データベースを使っている企業を対象に、DB2 に切り換える利点を訴える。

乗り換えの場合は、Oracle 製データベース製品に保存した情報を DB2 に移せるよう、IBM のソフトウェアツール『WebSphere Information Integrator』を「情報スイッチボード」として使えるという。

IBM の関係者は、Oracle がアプリケーション業界トップの SAP に対抗しようと同分野に注力し過ぎており、同社から顧客を奪うのに最適の時だと述べている。

「Oracle は今、大変な悪戦苦闘の最中にある。手当たり次第、企業の買収を続けているからだ」と言うのは、昨秋まで同社に勤務していたこともあり匿名で取材に応じた IBM の情報管理グループ従業員だ。

この従業員は、Oracle が PeopleSoft や Retek などを買収したことが同社の悪戦苦闘とどのような関係があるかとの質問に対し、全資源をアプリケーション事業に注ぎ込むという過ちを犯していると答えた。そして、それがデータベースなどの技術分野の軽視につながっている、と指摘している。

この従業員によると、IBM は Oracle の注目がアプリケーション事業に移っている機を突き、Oracle の『10g』グリッド技術に攻撃の照準を定める。なぜなら、10g を使った場合、Oracle 製品を購入し続けねばならない欠点があり、それを説明すれば顧客が同技術に興味を失うはずだからという。

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