190人は、New York Times Company の全従業員の2%未満にあたる。これら190人の約3分の2は、New York Times 紙部門に所属するスタッフだ。ジャーナリストは入っていない。New York Times 紙の編集室では、約20人の自主退職を募るが、総スタッフ1200人に占める割合が小さいこともあり、同紙の質に悪影響を及ぼさないという。なお、オンライン部門については人員削減対象外だ。
それどころか、同社はオンライン部門を強化してきている。2月には情報 Web サイト『About.com』を Primedia から4億1000万ドルで買収すると発表し、買収手続きを3月に終えた。そして、インタラクティブ部門のスタッフを増員するとともに、今月18日には、New England Media Group および『Boston Globe』紙の戦略計画担当副社長 Scott B. Meyer 氏を、About.com の社長兼 CEO に任命している。
その2日前には、New York Times 紙の Web サイト『NYTimes.com』のコンテンツやアーカイブに容易にアクセスできる有料サービス、『TimesSelect』を今年9月から始めると発表した。
Usnik 氏は、次のように述べている。「われわれは、オンライン部門および印刷媒体部門の両方で、成長を目指してさまざまな取り組みを実行中だ。New York Times や Boston Globe をはじめ、所有資産の大部分に対して投資を続けている」