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事業仕分けによる次世代スーパーコンピューターの開発予算削減について、どうお考えですか?
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ネットプライス 佐藤輝英氏:いいアイデアは同時に100人くらいが思いつく「アイデアっていうのは浮かんできた瞬間に、国内だけでも100人くらいが同じことを、あるいは似たようなことを思いついているんです。思いつくのって自由ですから、ノーコストですし、『これいいんじゃない』っていうのはみんな思いつくんですね」。
こう語るのは「ギャザリング」という独自の EC を展開する、株式会社ネットプライス 代表取締役社長兼CEO 佐藤輝英氏。 自分だけが思いつくアイデアなどはなく、そこから踏み込んでスピーディに実現する人と、アイデアだけで終わってしまう人、その実行力が決定的な差となる。 「まずはスモールスタートでも取り掛かってみること、それが次を見つけ出すポイントになりますよ。そうすると見えてくる景色は段階ごとに変わってきます。例えば0だったものを1に進めると、0の状態からは見えなかったビジョンが見えてくる。そういった感覚でファーストステップを踏み出すこと、しかも、よりスピーディーに。同じアイデアなんて100人が考えているんですから。それで他社に先やられたことも当然ありますし、ネットビジネスってそういうものなんじゃないかな」。 もともと「自分で商売をやりたい」と考えていた同氏がインターネットと出会ったのは慶応大学の1年の時、モザイクブラウザだった。そしてまもなくインターネットが大きな波となる。「ネットのビジネスならお金が無くてもできる素地っていうのがあの時すでにあったじゃないですか」と、ネットで商売やろうと決めたのが大学3年の時。 当時から「商売といえば EC」と考えていたそうだが、日本では96年当時 EC を運営している企業はあまりなかった。 「で、まぁアメリカの企業を見ていくなかで、サイバーキャッシュていう今はベリトランスという名前になってますけども、そこの日本法人ができるっていう話を又聞きしまして、『日本ではソフトバンクとやる』『ミスター北尾に会え』ということで、北尾さんにお会いさせていただいたのが大学4年の中頃ですね」。 話をするなかで、「じゃ、お前ソフトバンク入れ」ということになり、入社した。そこから出向でサイバーキャッシュジャパンの立ち上げ、いくつかの特命業務など、複数の業務に携わってくるなかで、ネットビジネスを体で覚えていった。 「サイバーキャッシュの立ち上げに参画していたのは大学4年の時からですね。なので最初の半年は卒業していなかったので、まぁアルバイトという形で雇用契約上は入りました。実質は3人で立ち上げをやって、3年くらい経ったところで黒字化転換が見えてですね」。 そこで考えるのは、やはり「自分でやりたい」ということ。実際には中心となって動いていたが、まだ経営者ではなかった。 そのころネットプライスは、サイバーエージェントと有線ブロードネットワークスとイーストワーク3社のジョイントベンチャーという形で設立された。1999年11月だ。同社は「EC をやる」こと以外は特に決まっていない状態だったが、一方では楽天が伸び、Yahoo!オークションも順調、ビッダーズも立ち上がっていた。本腰を入れてやる中で、必要なのは「経営者」だった。 「もともとサイバーエージェントの藤田社長とは懇意にしていたので、『じゃあ僕そろそろ抜けるんでやりますよ』ということで引き受けました。当時は24歳ですね。とは言っても資本金3,000万円の会社だったので、やり始めようとしたときにはすでに資金が底ついてたため、資金調達をして、人集めをして、事業モデルを作って、実質的に会社を箱以外のとこはゼロから全部、登記以外のとこは全部作っていきましたね」。 ネットプライスの経営者となって、出てきたアイデアがインターネット共同購買システム「ギャザリング」だった。 「ギャザリングの案が出始めたのはもう5年前、2000年3月くらいです。『ネットらしさ』ってなんだろうと考えたとき、例えば参加型、インタラクティブな面白さ、あるいはスピード、こういった本質があると思うんです。じゃあその本質を捉えたネットの小売のサービスって何かないかなって思う中で、一つ非常に本質的なものがオークションだったんですけど、オークションはもうヤフーオークションがあって、ビッダーズがあって、楽天もありましたから4番手じゃ意味がないんですね、で、別のこと考えようと」。 アメリカにはグループショッピングのサイトが2つほどあったが、日本にはまだ無かった。「僕らはこれをやろう」ということで、共同購入という概念とは別に、まずはその仕組みをスクラッチで作っていった。1年後、ふとアメリカを見ると、2つのグループショッピングサイトは無くなっていた。 「向こうでは流行らなかったんですね、要は。インターネットバブルの頃ってアメリカもビジネスモデル先行型サイトって多かったんですよ。その辺が消費者の心をつかめずにいました。でも、ネットプライスはダイレクトに日本のお客様だけを見て、どんどん仕組みを作り変えて大きくしていきました」。 日本でも古くから言えば生協など、共同購入という言葉そのものには馴染みはあり、概念としてもわかりやすい。ただ、それをそのままインターネットで実現している企業は少なく、現在でも小売という観点ではほとんどない。 「生協の共同購入、共同購買っていうのとはやっぱり違いますから、なんか新しい名前付けようって考えたのが『ギャザリング』という言葉です。これは『ギャザー』って英語で『集める』っていう意味ありますよね、そこに動名詞をつけて『ギャザリング』。オークションに並ぶような一つの言葉にしたいなっていう思いがありまして、ネット時代の新しい、次の時代の物の買い方としてネットの中に持ち込みました」。 まずはサイトを作り、2商品だけ販売した。結果、予想以上に売れたため、そこから順次商品カテゴリを拡大、品揃えも広げていった。現在、ギャザリングは従来の EC サイトという枠を超え、モバイルショッピングを展開、雑誌、ラジオ、フリーペーパー「R25」などとも連動している。 「メディアミックスっていうのは一つのキーワードだと思ってますし、インターネットって今いろんなマスメディアと連動性高いじゃないですか。もっともっと融合していくと思うんですね。その中ではラジオ、雑誌、新聞、テレビなど既存のマスメディア、携帯ショッピング、PC のインターネットショッピングが連動してくると思いますから、かなり力入れてやってますし、今後も力入れていきます。非常にいい感じですね。携帯を使えば何とでもくっつけられます。街に出てるときに PC 見る人っていうのは仕事してる人だけでしょうけど、携帯はもう7,000万人〜8,000万人が肌身離さず持ってますし、家の中でも1メートル離れてるくらいですよね。5メートル携帯離すことはほとんどないと思うんですけど、そうするとテレビで番組が流れた瞬間にアクションを起こすのはリモコンではなく携帯になると思うんですよ。そこをうまく捕らえたビジネスを作っていきたいと思います」。 次へ 経営者の醍醐味とは » 関連記事 最新トップニュース
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