IBM、通信業界向け製品を強化IBM は7日、シカゴで開催中 (6-9日) の通信業界イベント『Supercomm』において、通信事業者向けのブレードサーバーシステム用シャーシ『eServer BladeCenter T』で利用できる新たなブレードサーバーを発表した。より柔軟で堅牢なコンピュータ製品を求める通信事業者を惹きつけるのが狙いだ。
通信関連事業で利用するハードウェアは、予測不能な天候にさらされる遠隔地で運用しなければならないことが多いため、一般用途より堅牢性が必要となる。 一般に通信事業者向けのサーバーは、「Network Equipment Building System (NEBS) Level 3」に適合していることが採用条件となる。NEBS は、通信業界が定めた規格で、一定水準の技術的な弾力性 (回復性) を条件に、対象機器が過酷な環境での使用に耐え得ると認定するものだ。同じくヨーロッパ地域でも、通信用途に関する適合性基準「European Telecommunications Standards Institute」(ETSI) がある。 IBM は、こうした過酷な環境に耐える製品として、NEBS Level 3 と ETSI に準拠し『AIX』と『Linux』の運用に対応したブレードサーバー『BladeCenter JS20』を、BladeCenter T シャーシ用に提供する。 同製品の価格は、『PowerPC 970』プロセッサ2基、メモリ512メガバイトの最小構成で2259ドルだ。NEBS/ETSI に準拠した JS20 の出荷時期は7月を予定している。 IBM はまた、キャリアグレード Linux と BladeCenter T を組み合わせたソリューション『Integrated Platform for Telecommunications』(IPT) の強化も発表した。 同社によると、Motorola、Fujitsu Siemens、Clovis が提供する高可用性ミドルウェアを IPT に統合することによって、オンデマンド型の運用環境構築を求める通信事業者にとり、理想的なプラットフォームを作り上げたという。また Motorola は、IBM のパートナー企業として、BladeCenter シリーズ用の VoIP ブレードを開発している。 関連記事 最新トップニュース
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