Webビジネス 2005年6月21日 13:00

EMC、『Centera』に仮想プール機能を追加

著者: Clint Boulton  オリジナル版を読む
2005年6月21日 13:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

データストレージ大手の EMC (NYSE:EMC) は20日、ストレージ ソリューション『EMC Centera』について、同製品用ソフトウェアの機能を強化したと発表した。

Centera は、フィックスコンテンツ (それ以上変更を加えず、長期保存を行なうデジタル情報) の保存および管理に特化した、コンテンツ アドレス ストレージ (CAS) システムだ。同製品向けのソフトウェアに今回、新たに仮想プール作成機能および遠隔バックアップ機能が加わった。

仮想プール作成機能によって、Centera は中央アーカイブとして機能し、企業が情報ライフサイクル管理 (ILM) 戦略の一環として全社内から集めた Eメール、文書、画像などのフィックスコンテンツを保存する。

同機能を使えば、必要に応じていつでも Centera 内に仮想のストレージプールを作成できるため、各アプリケーションを優先順位に従って個別に扱うことが可能になる。これにより、他のアプリケーションが保存しているデータに、特定のアプリケーションがアクセスできないようにすることもできる、と EMC の Centera 製品管理ディレクタ、Sean Lanagan 氏は述べている。

さらに、2種の Centera 用ソフトウェアの併用によって、よりいっそうの利便性が得られる。『Centera Seek』ソフトウェアを使えば、各仮想プールおよび Centera 全システムからデジタルコンテンツを検索することが可能だ。あるいは、『Centera Chargeback Reporter』ソフトウェアを用いて、各仮想プールの使用している容量をチェックし、これに基づいて社内各部署の負担経費を決定することもできる。

もう1つ新たに加わった遠隔バックアップ機能については、バックアップしたい仮想プールのデータのみを遠隔で複製できるため、仮想プールを補完する役割を果たすと Lanagan 氏は述べている。

また、新たな構成オプションにより、異なる場所に置いた3つの Centera システムを結んでそれらにフィックスコンテンツを複製する、あるいは、リモートまたはエッジシステムとして配備した最大3基の Centera から、1基の Centera に対して複製を行なうことが可能となり、企業は緊急時の復旧プログラムをより十全にすることができる。



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