Webビジネス 2005年6月24日 12:00

AT&T、世界規模のサービス拡大戦略が着々と進行中

著者: Colin C. Haley  オリジナル版を読む
2005年6月24日 12:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

サービス提供地域の拡大と一貫性の確立を目指す AT&T (NYSE:T) は23日、世界中の顧客に対するサービスの向上を図るために、ヨーロッパ/アジア/南米地域におけるネットワーク事業拡大を進めていると発表した。

同社営業担当社長の Chris Rooney 氏は電話会見の中で、「当社は現在、中国/クロアチア/キプロス/エクアドル/インド/マレーシア/カタール/パナマ/アラブ首長国連邦において、新規ノードの構築作業を積極的に推し進めている」と述べた。

同社は自社インフラの拡大に加え、世界各国の国内通信事業者との相互接続も行なっている。中国においては、China Netcom および China Telecom と相互接続契約を締結済みで、ブラジル/カナダ/中国/フランス/ドイツ/アイルランド/イギリスの通信事業者とも相互接続を確立するべく契約を進めているという。

これらの国内通信事業者との相互接続契約は、大規模な産業の中心地から離れた場所に、ソフトウェア研究施設/工場/営業拠点を設ける顧客に対し、AT&T のサービス到達性を高めることになる。

また同社は、世界36か国の主要都市において現在9200か所に配備している Wi-Fi ホットスポットを、2005年末までに1万5000か所まで拡大する計画や、ヨーロッパやアジアでの DSL 事業拡大、有線 Ethernet 接続サービスを世界1700地域に拡げる計画、そして米国内3都市における、広域ワイヤレスブロードバンド技術 WiMAX (802.16e) の試験計画などを進めている。

こうした各種の計画は、大企業や政府機関向けに IP VPN ベースのサービス/ホスティングサービス/管理サービス/セキュリティサービスを提供するために進めている、同社の資本計画の一環だ。

同社はこれら取り組みにおいて、2002年から2005年末までの総投資額が、100億ドル以上に達すると述べた。この投資額は、新規のネットワーク ハードウェアおよびソフトウェアのほか、バックエンドの統合作業などを含む金額だ。

Rooney 氏は、今後の投資額見通しについては公表しないと述べたが、VoIP およびモバイル通信などの分野が、今後の同社の展開において、非常に目立つものになると示唆した。

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