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アドウェアの Claria が Kazaa との契約を解消行動分析型アドウェア会社 Claria が、ファイル交換ソフトウェア会社 Kazaa に対し、配信契約を解消すると通告していたことが分かった。
Claria の動きは、そのタイミングが興味深い。同社を Microsoft が約5億ドルで買収しようと計画中との報道が何件もあり、憶測が広がる中で起きているからだ。そして、この契約解消が表面化したタイミングも、ピアツーピア (P2P) 技術のユーザーが犯した著作権侵害行為について、Kazaa などのような P2P 技術開発会社にも法的責任があるとする米国最高裁判所の判決が出た直後だった。 Claria は、身売りに関する Microsoft との交渉についてコメントすることを控えると述べている。そして、最高マーケティング責任者 (CMO) の Scott Eagle 氏は、同社が Kazaa との契約解消を決めた時期について、最高裁判所の裁定が出る前だったと語った。Eagle 氏によると、Kazaa への配信中止は、より正統派の広告掲載サイトとの関係構築拡大を進めている Claria の取り組みの一環だという。なお、Claria 製ソフトウェアのユーザー数は現在、約4000万人にのぼる。 「これは、行動分析事業を拡大中のわが社の進化における新しい動きに過ぎない」と、Eagle 氏は語った。 同氏によると、Claria は、段階的に減らしていた ActiveX コントロールの配信を今年、完全に中止したという。ActiveX コントロールの配信は、問題をはらむ方式で、「ドライブバイ ダウンロード」とも呼ばれる。コンピュータユーザーの同意を得ず、あるいはユーザーに知られることなく、そのコンピュータ上にスパイウェアをインストールするために、スパイウェア業者が使っている手法だ。 Claria およびアドウェア業界全体は、プライバシ問題をはじめ、消費者がポップアップ広告を認めなくなる心配、たび重なる訴訟など、多くの問題に悩まされ続けている。こうしたことを受け、Claria は近年、社名を変更 したり、評判の高い人物を最高プライバシ責任者に採用したり、ポップアップ広告への依存を軽減したりすると同時に、提訴された裁判案件の多くを和解に持ち込むなど、事業活動の浄化を進めてきた。Kazaa との契約解消には、こうした背景がある。
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