![]() ![]() ![]() ![]() 新聞や雑誌の内容を音声配信、新興企業が新サービスを開発中この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20050725/12.html
著者:David Needle
海外internet.com発の記事
出勤のため慌ただしく出かけようとする妻が、「新聞に何か面白いこと載ってる?」と夫に尋ねる光景はよくありそうだ。
イギリスの新興企業 Otodio (株式非公開) は、より多くの消費者に新聞の内容を聴ける機会をもっと多く提供したいと考えている。 同社は、「アイズフリー (目を使わない) 文書配信のユニバーサル基準」を標榜している会社だ。Audible.com などがベストセラーをはじめ、いろいろな本のオーディオ版を何冊でも車の中で聴けるようにしたのと同じ様に、Otodio は、様々な新聞や雑誌の記事を音声形式で衛星ラジオなどの利用者に提供しようと計画している。 同社が最初のターゲットと目す自動車通勤者は、米国で数千万人を数える。ある試算によると、平均的な米国人は「目が覚めている時間」の9%を車の中で過ごすというほど車の利用が多い。 Otodio の CEO (最高経営責任者) Peter Bond 氏は取材に対し、次のように述べている。「公共交通機関利用者が車内で新聞を読むのに長い時間を使っていることを考えてほしい。しかし、車の中では新聞は読めない」 少なくとも、安全に読むことはできない。 Otodio はイギリスのロンドンに本社を置くが、米国バージニア州にも事務所を開設している。Bond 氏によると、同社はこれまでパソコンベースの実演を行なってきたが、同社の技術を様々な機器に組み込むためのリファレンスコードを近々公開する予定だ。しかし、技術はまだ多くが開発途上にあり、商用版の提供は来年後半以降になる見込みだという。同社は、資金をエンジェル投資家から得ている。 Otodio は現在、配信提携先を探しているところだ。Bond 氏によると、衛星ラジオサービス会社 XM Radio と交渉を重ねているが、まだ契約に至っていないという。 Otodio は、業界標準テキスト読み上げ技術を使って、機器の種類に関係なく音声を配信できるサービスの特許を持つ。同サービスでは『New York Times』紙の標準版を、衛星ラジオ受信機や MP3プレーヤーそして携帯電話にも数秒で送信できる、と Bond 氏は説明している。 同サービスの (ハンズフリーならぬ)「アイズフリー」機能には、音声認識技術も含まれているため、運転者はスイッチやダイアルの操作なしに聴きたいものを選べる。「次の見出し」というような簡単な音声命令によって、次の記事に移動できる。また、サードパーティ製だが、同様の操作が可能なハンドル用ボタンも数種類ある。 |