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2005年7月29日 12:00

Microsoft の新戦略は高価格帯の製品

著者Susan Kuchinskasオリジナル版を読む海外海外発
Microsoft (NASDAQ:MSFT) の CEO (最高経営責任者)、Steve Ballmer 氏は28日、金融アナリストとの年次会合『Microsoft Financial Analyst Meeting』に出席し、今後の展望について強気な姿勢を示した。

その中で Ballmer 氏は「Windows や Office、およびサーバー OS の各事業は、成長が鈍化しているように見えるかもしれない。だが、当社としてはこの先、活発な成長が見込める分野と考えている」と述べ、それら事業が「足かせ」となって、Microsoft の業績を圧迫することはないとアナリストらに約束した。

Microsoft は、先進国においてはパソコン市場の飽和状態、また途上国においては海賊版の蔓延という問題に直面している。クライアント ソフトウェアの売上低迷を打開する一案として同社が計画しているのは、企業ユーザーを対象とした高価格版の提供だ。

Ballmer 氏によると、Windows OS の次期版『Windows Vista』では、エンタープライズ エディションの導入を予定しているという。さらに、Office のプレミアム版や、クライアント アクセス ライセンスにプレミアムを付けた、新しいハイエンドユーザー向け「Office Server」製品などの投入も予定している。

「当社は新しい製品群を持つことになる。プレミアムの付いた高価格帯の製品群だ」と Ballmer 氏は述べた。

企業側がライセンス料や管理コストの引き下げを狙って、オンデマンド型のソフトウェアに関心を寄せつつあるのに対し、Microsoft は依然としてデバイス、アプリケーション、サーバーを緊密に連携させた「統合ソリューション」への移行を目指している。

Ballmer 氏は、アナリストを前に次のように語った。「文字通りあらゆる分野に強力な競争相手がいる。しかし、当社が進出している全分野にわたって当社に対抗し、技術革新を行なおうとしている相手はいない」

同氏は、Microsoft が Web 検索やインターネット広告から携帯電話用ソフトウェア、企業向けコラボレーションツールまで、多岐にわたる取り組みを行なっていることに関して、決して考えなしに手を広げているわけではないことを強調した。

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