BEA Systems、『WebLogic Server 9.0』を正式リリースBEA Systems は8日、同社基幹製品のアプリケーションサーバー新版『BEA WebLogic Server 9.0』(開発コード名「Diablo」) の最終製品版を出荷開始したと発表した。同社は6月にも、より柔軟性の高いコンピューティングのための製品ファミリ『BEA AquaLogic』を発表したばかりだ。
WebLogic Server 9.0 は業界初の「ダウンタイムなし」を実現したアプリケーションサーバーだ。BEA の製品マーケティング担当副社長 Bill Roth 氏によると、製品のカーネルコードを改善し、新たな機能を追加することで、ダウンタイムをなくすことが可能になったという。 つまり、WebLogic Server 9.0 を使ってアプリケーションを稼動させれば、何らかの障害が発生してもトランザクションを失うことはないということだ。WebLogic Server の旧バージョン、および IBM、Oracle、JBoss といった競合各社のアプリケーションサーバーではこの点は保障されない。 「われわれは、アプリケーションの運用に非常に適した環境を提供するエンタープライズレベルのカーネルを作り上げることに注力した」と Roth 氏は話す。 WebLogic Server 9.0 は高いメッセージ処理能力を誇り、また「並列的な」実装機能によって、ダウンタイムやセッション中断の心配なく、手軽なアプリケーションのアップグレードを可能にする。 そのほか「ホットパッチ」機能も備え、クラスタ内のアプリケーションサーバーを、稼動中のアプリケーションに影響を与えることなくアップグレードすることができる。 UNIX や Linux システム用の配備で先行する (IDC 調べ) BEA だが、これらの新機能により新規顧客を引きつけ、さらに勢力が拡大することを期待している。 また、新機能は BEA にとっても重要な意味を持つ。同社はアプリケーションを「サービス可能」にする、あるいはアプリケーションを本物の Web サービスに転換するインフラストラクチャ ソフトウェアを提供することを、大きな目標として掲げているからだ。そのようなサービス指向アーキテクチャ (SOA) を基盤にすれば、異なるアプリケーション間の通信やアプリケーションの統合を簡便化できる。 WebLogic Server 9.0 は発表と同時に発売となり、価格は1CPU につき495ドルからになるという。BEA の既存顧客は無料でアップグレードできる。 関連記事 最新トップニュース
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