Webビジネス 2005年8月29日 10:00

世界のサーバー市場 IBM が首位を堅持、IDC の調査

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2005年8月29日 10:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

調査会社 IDC は26日、2005年第2四半期のサーバーシステム世界市場調査『Worldwide Quarterly Server Tracker』を発表した。それによると、世界のサーバー市場は、新型サーバー製品への関心が販売の伸びを刺激し、工場出荷額が前年同期比5.6%増の122億ドルに達したという。工場出荷額の伸びは9四半期連続となる。

サーバー市場のシェア争いを見ると、今回の調査でも IBM (NYSE:IBM) が工場出荷額シェア31.9%を占め、首位を堅持した。IBM の工場出荷額の伸びは前年同期比4.1%増だが、Hewlett-Packard (HP) はそれを大きく上回る11.5%増を記録した。その結果、HP は市場シェアを28.5%に伸ばして、今回も第2位につけた。

2004年の業績低迷を受けて CEO を交代させた HP (NYSE:HPQ) は、新 CEO のもと、サーバー市場におけるシェアを急激に回復している。工場出荷台数シェアで見ると、同社は29.6%を占め、2005年第2四半期も首位を守った。

Dell (NASDAQ:DELL) と Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) の工場出荷額シェアは11.3%と10.5%で、第1四半期に続きほぼ横並びのまま激しい3位争いを続けている。しかし、前年同期と比べると、Dell が22.3%増だったのに対し、Sun は5.3%減となり、明暗が分かれた。Dell は工場出荷台数でも、前年同期に比べ25%増やし、2005年第2四半期のシェア25.3%を占めて第2位を堅持するなど好調だった。

価格帯別に見ると、量販サーバー (価格2万5000ドル以下) が、工場出荷額で前年同期比11.1%増を記録し、サーバー市場全体の伸びを引っ張った。ミッドレンジサーバー (価格2万5000ドルから49万9999ドル) の工場出荷額は、前年同期比4.3%の増となり、2四半期連続の伸びを記録した。

一方、ハイエンドサーバー (価格50万ドル以上) の工場出荷額は、高コストを理由にユーザーが大規模システムを敬遠する傾向が続いているため、前年同期に比べ3%減となった。前年同期比減は3四半期連続だ。ただし、ハイエンド UNIX サーバーだけはそうした傾向とは無縁で、2005年第2四半期の工場出荷額が前年同期比19.2%増になっている。UNIX サーバー全体の工場出荷額は2005年第2四半期、前年同期比2.5%増の43億ドルだったから、ハイエンド UNIX サーバーの伸び率の大きさが目立つ。

IDC の Worldwide Server Research 担当副社長 Matt Eastwood 氏は、サーバー市場の現状を次のように総括している。「ミッドレンジサーバーおよびハイエンド UNIX サーバーの好調さは、顧客が小型の量販サーバーと大規模サーバーとをバランスよく使い分けて、業務作業量を処理していることを示す」

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