Microsoft、VoIP 技術会社 Teleo を買収Microsoft は8月30日、VoIP 会社 Teleo の買収を発表した。Teleo は、公衆交換回線網にも接続できるパソコン用 VoiP クライアントとサービスを開発していた。
Microsoft は、VoIP 技術をインスタントメッセージ (IM) サービスに組み込む計画を進めているが、今回の買収によって VoIP 技術を促進するとともに、今秋にもその計画が実現する目処が立った。America Online や Yahoo! も、それぞれ同様のサービスを計画している。 Teleo の VoIP 製品は、パソコン間および公衆回線網を介した固定電話との通話ができる。また、Microsoft の Web ブラウザ『Internet Explorer』(IE) や、メールクライアント『Outlook』との機能統合も特徴だ。IE や Outlook にインストールしたツールバーから、電話番号を入力して通話できるほか、「Click-to-Call」という機能により、Web コンテンツ内の電話番号を指示して直接電話をかけることもできる。 Teleo のクライアントソフトウェアは、音声コーデックに Skype やその他の企業も採用している Global IP Sound の技術を使用している。またセッション制御用には、急速に VoIP 通信の標準となりつつあるオープン スタンダードの SIP を用いている。 SIP は、Google のパソコン間音声通信機能付き IM サービス『Google Talk』も採用している技術だ。なお Skype の制御プロトコルは、独自仕様だ。 Microsoft に話を戻すと、同社の IM サービス『MSN Messenger』では、パソコンから公衆回線網への接続が可能だった時期もあったが、現在その接続サービスは提供していない。 Microsoft の主幹製品マネージャ Brooke Richardson 氏は、Teleo 買収について次のように述べた。「われわれは、この技術を次の段階まで推し進めるための方法を模索してきた。提供時期を早めることや、革新を早める点からみて、特に Teleo が行なっていることと、当社が求めていることの相乗効果をもたらすことから、今回の買収の決断は大変意義のあることだ」 さらに同氏は、「これからも VoIP 技術に対する投資を継続するつもりだ。われわれの目標は、年内に Teleo の技術の一部を取り込むことだ。同技術を統合すれば年内に試験が行なえる。今秋には、より多くのことを発表する」と語った。 関連記事 最新トップニュース
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