ハリケーン「Katrina」の関連情報を求めてトラフィック急増米国南東部では、ハリケーン「Katrina」(カトリーナ) の上陸からおよそ1週間経った今もなお、多数の被災者が困難な状況にあり、復興の目処がほとんどたたない中、混乱が続いている。インターネットでは、Katrina に関して情報を求めるトラフィックが急増し、関連情報の供給量も増えた。
オンラインニュースサイトでは、Katrina の情報を求めて、アクセスが殺到した。インターネット調査会社 Nielsen// NetRatings は1日、Katrina 上陸前後における各サイトのユニークビジター数を発表した。発表によると、8月29日に ABCNews Digital および MSNBC を訪れたユニークビジター数は、前週8月22日の数字と比べて、100%以上増えたが、中でも飛び抜けていたのは、前週比170%の増加率を示した Advance.net で、同社が運営する Web サイト Nola.com のアクセス増加が主要因だったという。Nola.com は、今回のハリケーン被害が最も甚大だったニューオーリンズ市の情報に特化した地域情報ポータルで、地元の『Times Picayune』紙と提携し、同紙のオンライン版という役割も担っている。Advance.net は、親会社 Advance Publications のインターネット事業を統括する会社で、Advance Publications 傘下にある雑誌や新聞の Web サイトを手がけている。 また Yahoo! の広報によると、ニュース集約サービス『Yahoo! News』では、Katrina が上陸した8月30日に、過去最大のトラフィックを記録したという。8月29日と30日はそれぞれ、Yahoo! News の写真配信数が1億1000万回を超えた。 画像や動画の検索サービスも、大きな情報源となった。ただし、多くは通常の Web クロールによってインデックス化を行なうため、やや遅れて情報が増えた。なおここで示す数字は、現時点で大きく変化している可能性がある。 東部夏時間1日午後1時10分の時点で、「hurricane」と「Katrina」をキーワードにして検索したところ、『Google Image Search』は「約36件」の検索結果を返した。同時点で『Yahoo! Image Search』の検索結果は606件だった。 Ask Jeeves は151件の結果を返したが、その中には Katrina Copping 氏が所有する Katuna Hurricane という名の入選牛の画像もいくつか混ざっていた。これらの結果は、Ask Jeeves が提携している画像検索エンジン Picsearch が提供したものだ。 次は動画検索サービスだが、Blinkx の動画検索サービス『Blinks TV』では、50件の検索結果が返ってきた。同社は複数のニュースメディアが提供するニュースクリップと、Web クロールによって収集した動画コンテンツを、音声認識によってインデックス化している。同社によると、BBC、Reuters、Fox News など、大手ニュースメディアのコンテンツの方が、クリック数が多かったという。これは、一般の人々が生成したコンテンツと、商業メディアが生成したコンテンツに対する捉え方の違いが、明確に表われた例といえる。 『Google Video Search』(ベータ版) も、提携するメディア企業のニュースクリップと、一般ユーザーが作成したビデオファイルの両方を対象に情報を収集している。ただし Google では、コンテンツ所有者が提供したメタデータを使ってインデックス化している点が異なる。「hurricane」と「Katrina」で検索した結果は、再生可能マークのついたものが約15件だった。これらの多くは、一般ユーザーがアップロードしたビデオファイルだ。Google にコメントを求めたが返事は得られなかった。 AOL のビデオ検索では262件の検索結果が返ってきた。その多くは、CNN、BBC、Reuters といったニュースメディアのものだ。 『Yahoo! Video Search』では246件の検索結果が返ってきた。米国のテレビ局のものが多く、1月に提携関係を結んだ動画検索サービス TVEyes.com によるものが、かなりの割合を占めていた。 関連記事 最新トップニュース
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