Microsoft、サーバーのソースコード開示命令について EC を提訴Microsoft (NASDAQ:MSFT) が、欧州委員会 (EC) を欧州裁判所に提訴していた。同社は、サーバーのソースコードを競合ソフトウェア会社に開示するよう求めた EC の是正命令に関する問題について、欧州連合第一審裁判所に調停を要請している。
Microsoft の広報担当 Stacy Drake McCredy 氏は7日、提訴の事実を認め、第一審裁判所に命令の無効化を請求したと説明した。 「当社が提訴に踏み切ったのは、EC の命令が世界中における当社の知的所有権保護に広範な影響を及ぼすことを考慮して、欧州連合裁判所が同命令の見直しに着手できるようにするためだ」と McCredy 氏は述べた。 EC の広報担当 Jonathan Todd 氏は、裁判所で立場を表明するまではコメントできないと答えた。 Microsoft は5月31日、EC が昨年3月に下した独占禁止法違反の是正命令に対し、同社としての対応策を提出していた。 この対応策は、6月1日までという期限切れ直前に提出したもので、EC の是正命令に従って、同社サーバーと相互運用性を備えた製品開発を可能にし、『Windows Media Player』をバンドルしない『Windows』を提供するという内容だった。 Microsoft は対応策の中で EC にいくつかの譲歩を示した。その1つは、無償で利用できるものを含め、同社製品と相互運用性のある製品の世界規模での開発および販売に同意したことだ。 ただし、Microsoft のプロトコルを実装する相互運用性情報を得た開発者が、開発したソースコードをオープンソースライセンスで提供することについて、Microsoft は反対していた。 EC は Microsoft の異議申し立てについては、一定の理解を示している。 「この点を考慮しても、第一審裁判所が Microsoft の無効化請求に対し、当方を支持する裁定を下した場合、革新技術を含まないプロトコルについては (オープンソースライセンスにおいて) 開示可能だと考える」と EC は6月6日の声明で述べていたが、この声明は世界中のオープンソースソフトウェア会社から反発を呼んだ。 Microsoft と EC はどちらも、基本的には今後の交渉における突破口として裁判所の裁定を待っている。Microsoft が、提訴に持ち込んだ目的もそこにある。 関連記事 最新トップニュース
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